[Kayの英語]感情を動かされる動詞は受動態だと覚えたら楽になった話
「びっくりした」を英語で言うと?
「びっくりした!」を英語で言うと何でしょうか?
I surprised!
でしょうか?
一見すると、これで良さそうな気もしますが、これは違います。
正解は・・・
I was surprised!
です。
びっくりしたのは自分であり、その自分(=I)を主語にしているのに、なぜ受動態になるのでしょうか?
その理由は、surpriseの意味が、「(自分が)驚く」という意味ではなく、「(相手を)驚かせる」という意味だからです。
なので、自分が驚いたことを表現したいときは、surpriseを受動態にして、「(相手から)驚かせられる = (自分が)驚く」と表現する必要がある訳です。
この「~させる」系の動詞はたくさんある
surprise以外にも、同様の表現をすべき動詞は以下のようにたくさんあります。
怖いよー!
I am scared! (scare = 怖がらせる (≠怖がる))
恥ずかしかったよー!
I was embarrassed! (embarrass = 恥をかかせる (≠恥をかく))
~できて嬉しいよー!
I am pleased to ~(動詞)! (please = 喜ばせる (≠喜ぶ))
~を確信してるよ!
I am convinced of ~(名詞)! (convince = 確信させる (≠確信する))
~が心配だよー!
I am worried/concerned about ~(名詞)! (worry/concern = 心配させる (≠心配する))
~に感動したよー!
I was impressed with ~(名詞)! (impress = 感動させる (≠感動する))
感情を動かす動詞はすべてこのルールだと覚えると楽
このようにたくさんある「~させる」系の動詞ですが、はてさて、playとかtakeとかgiveとかのいわゆる自分が主体的に「~する」系の動詞とどのように区別して覚えればよいのでしょうか?
それは、「~させる」系の動詞は、すべて人の感情が動いている、という点です。
上の例文で言う「驚かせる」も「怖がらせる」も「喜ばせる」もすべて、人の感情が動いていて、この感情の動きを表す英単語はすべて和訳すると「(相手を)~させる」という意味になります。
このルールひとつだけ覚えておくと、すごく楽になれます。
ほんとに、だまされたと思って、このルールはぜひ覚えておいていただきたいです。
今日は、感情の動きを表現する動詞のルールについて記事にしました。ご参考になれば幸いです。
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