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株主優待によるQoL向上のすすめ

FIRE目指すサラリーマン投資家ボヘミアンです。

今日は私のもっている株主優待がもらえる銘柄を紹介。
優待系のブログや発信は桐谷さんを筆頭に多数ある中、何か特有のことをやっているかというとそうではないけど、長期・短期で銘柄によって使い分けて保有する私の銘柄たちを紹介するとともに、如何に優待を活用してQoL(=Quality of life)を維持・向上しているかを綴る。

ポートフォリオ

まず、ポートフォリオ全体における優待銘柄がどの程度を占めるか、全体感はこんな感じ。(10/15時点)

*Cashというのは、証券口座に入っている現金を指し、銀行口座のCashは含まれない。

優待関連の銘柄は2割弱で時価にして、5百万円弱

ちなみに、各ポートフォリオの構成はこんな感じ。

ゼンショーホールディングスやハブは最近まで保有していたのとまた取得する可能性があるので管理表に残しているが、今は持っていない。

優待銘柄の位置づけ

約2割を占める優待銘柄の位置づけについては、現在地今後の展望で分けて書こう。

■現在地
優待銘柄には今後の成長や株価の値上がりをほとんど期待していない。
その代わり、大きく下がるリスクもあまりなく、安定的に配当と優待で株主還元を期待したもの。
感覚としては、定期預金に近い。
つまり、成長性より安定性に重きをおいている。

保有も大半が長期が前提
銘柄によっては継続保有が優待の前提になったり、継続保有により優待品の格上げになったりするので、NISAで保有しているのがほとんどだ。(我が家は家族5人全員名義の口座を使ってNISAフル活用)

■今後の展望

成長系のポートフォリオを徐々に優待にシフトして、リスクに対する感度を下げることを予定している。
過去記事にも書いたけど、ポイントは50倍達成して売却後、再取得して100万円級の含み損発生中のドラマチック極まりないベイカレントを如何に扱うかだ。(下2つの記事、興味あればぜひ!)

ちなみに、10/15(金)時点でベイカレントの含み損は▲約60万円。

金曜には決算発表を行い、衰え知らずの成長スピードを継続中。
PERが52弱なので、週明けの動きがどうなるかは分からないが、損切りしない方針だ。しかし、本当にこの会社すごい。

実銘柄の紹介

保有株の優待の内容は各社のHPを見てもらえばいいので、優待銘柄の保有の仕方と楽しみ方を中心にここでは書こう。

まずは、オリックスコメダ
いずれも、優待&配当の安定性や配当利回りの高さは素晴らしく、三男以外の全員の口座で100株ずつ保有している私の優待ポートフォリオの1軍だ。


我が家は子どもが男3人ということで、必然的にエンゲル係数高めだけど、この2社の優待は普段できない贅沢喫茶店での一息タイムを提供してもらっている。
下戸の私にとっては、コメダでホットコーヒーと甘味を頂くのは至福の時間なのだ。

コメダさんいつもありがとう。


オリックスとコメダの株を仮に全株売却したら30万円強の利益を確定できるが、いずれの銘柄も3年以上の継続保有者に優待のグレードアップをしてくれる。
各400株のうち300株は3年継続保有状態なのでせっかく得たこの権利を手放すことはなくこの先も売却することはないだろう。

続いて、キリンHD
下戸なのにキリンに違和感を持つ方もいるだろうが、妻がお酒は大好きであり、ビールはキリン派であること、我が家はサッカーが大好きなことから、200株保有している。
(キリンはサッカー日本代表のオフィシャルスポンサーだ。)

100株は私の特定口座で2018年から長期にわたり保有。
ミャンマーの子会社問題やコロナ下の飲食店の休業により、株価はさえず、約▲7万円の含み損だけど、目的を配当と優待としている限りはこの程度のマイナスは一切気にする必要ないし、事実気にしていない。

そして、優待でビールというのは、株への関心や理解の乏しい妻にも株をもつ意味・意義を感覚的に理解してもらう利点もある。

ちなみに、12月が権利獲得月だから、だいたいこの時期に株価が上がりはじめるというのが私の経験上の感覚であり、妻のNISA口座で100株購入した。

ここからは、短文&シンプルに紹介。

タビオ:生活必需品である靴下。
消耗品だから、含み損が大きいけどここもじっくりなが‘~く保有させてもらっている。

IKK:コロナにより大きな影響を受けたけど、バームクーヘンの優待品が非日常を提供してくれる。

カゴメ:10年継続保有者に特別品を提供されるため、当面、口座の払い出しができない子どものNISA口座と相性がよい。野菜ジューススムージーQoLへの貢献度も高い


JAL:コロナ下で底かなというタイミングで300株をNISAで購入。我ながら、良いタイミングだったと思う。コロナが収束したら、ぜひ、優待を使って旅行に行きたい

ヤクルト:ここも3年以上は優待品が追加になるので3男の口座で昨年購入。子どもが喜ぶ、ジュースが優待品になるのがとてもありがたい。

いちご:経営の厳しい不動産業界であることは承知の上で、配当がJリーグのチケット(ただし、抽選)であることに着眼して、100株だけ最近購入。

ミサワ:他人の優待ブログで見つけた。家具屋さんのunicoブランドを展開する会社ですね。権利獲得の条件が独特だけど、5千円相当品というのがお得感がある。食に偏りがちだけど、この手の優待もありだろう。

アイケイ:生協に卸している名古屋の会社。地味だけど扱うものは優れものだ。権利獲得月5月までに子どもNISAで1000株まで買い増して、優待の権利獲得して長期保有を目指す。PERの低さからも割安だと思う銘柄だ。

ちなみに、全銘柄の配当利回りやPERと平均取得単価を今回の記事を機に数値をまとめてみた。

成長ポートフォリオのように株価が倍になることは今後も含めて無さそうだけど極めて堅実なことがよく分かる。

まとめ

書いていて思ったのは優待品に共通するのは、自分では買わないけどもらうと嬉しいという点。
たぶん、生活必需品か嗜好品かで区分すると前者はタビオくらいで、残りは嗜好品で優待じゃなければ、自分で消費することはないだろう。

繰り返しになるが、エンゲル係数高めの我が家にとって、普段は節約している分、ただ感覚でもらえる優待品は非日常を提供してくれる。

桐谷さんほどではないけど、今後も優待銘柄を継続保有しながらリスクをmanageしながらQoLを高めていきたい

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