カゴメとスムージーと私の投資スタイル
今日はカゴメのスムージーを例にした私が消費をする際に考えるとことと、この考えに共通する投資におけるスタイルや思想について。
私はサッカー、フットサルが死ぬほど好きだけど、3人の子どもをもち、長男と次男がサッカーチームに入ってから、自分のサッカー、フットサルの時間は激減。
今は月に1回でも蹴れたらいい方だ。
そんな、今の私にとって、フットサルに行くのはとても楽しみで、その週の仕事がどれだけ疲弊しても、週末ボールを蹴ることがモチベーション&エネルギーの源になる。
さて、ここからタイトルのかごめの話。
Something special
私にとって特別な時間であるフットサルに行く際に私が最近ルーチンにしているスムージをフットサル前に飲むことにしている。
スムージなんて、日常的に飲むものではない、いわゆるsomething specialな飲み物であり、ボールを蹴るという特別な時間の前に飲むスムージタイムというのは、これまたsomething extremely specialなわけだ。
ということで、昨日も約3ヶ月ぶりのフットサルへ行くのにスーパーでこちらを購入。
KAGOME 野菜生活100 ビタミンスムージー
安いか高いかと視点
購入金額170円。
さて、この170円は高いとみるか、安いと見るか。
実はこれがとても大事な質問だ、正確に書くと答えが大事なのではなく、答える際の視点が大事なのだ。
そして、この視点と私の投資スタイルは大きく相関がある。
視点①コストの観点
コストからすると170円というのは感覚的には少し高い。
他のこのサイズのジュースを見たら170円は安くなく、むしろ高い。
100円あればジュースなんて変えるのに、スーパーでこの値段は高い。
視点②価値の観点
繰り返しになるが、私が求めているのは3カ月のフットサルで、このために一週間仕事も頑張って、天気も怪しい中でなんとか決行されたフットサル。
そうsomething specialなユーザエクスペリエンスを演出してくれるのに170円は破格の安さだ。
つまり、コストで見るか、バリューで見るかで全く安い/高いの見え方は180度変わるわけで、私が消費する時、ここは非常に重要なポイントであり、株式投資もこの考え方は待ったく同じだ。
PERは一つの大事な指標だけど、提供する価値に対して、株価が安いなら私は思い切ってその株を購入する。
また、こういう原価は安いけど価値は高い商品、製品、サービスを提供するカゴメみたいな企業の株は買いなのだ。
そして、「お値段以上」を謳い文句とするあの会社もなかなか個人的にセンスの良いキャッチコピーだし、事実、お値段以上の価値ある家具を提供してくているのは私も体感している。
大学の頃に経済学でミクロ経済学とか経営戦略とかアカデミックなことを学びほとんど知識として定着しなかったけど、ある意味、これは身近に感じる分かりやすい例であり、株をやったからこういった視点が得られたことだ。
コストで見るか価値で見るか、日本の株価が上がらない構造的、本質的原因は私はここだと思う。
労力やコストが美化されがちな国民性でこの国の株価が上がらないのはとても合理性のある話だ。(良いとか悪いとかは別として。)
これをテーマにしても長文の記事が書けそうなので、それは後日としよう。
カゴメの株価
株主をファンと扱うことで有名なカゴメ。
私もスムージーとカゴメのファンとして、子どもNISAで保有中だ。
この流れで、もっていないなんて嘘でも言えないけど、事実100株もっている。
20/10/13に3,620円で購入して、本日(21/9/12)時点の株価は3,050円。
含み損で57,000円。
スムージー335本分(笑)
ちなみに、ここは10年以上の継続保有で記念品贈呈らしい。
スムージー1年分とかだと嬉しいなーとそんな妄想をしていたらこの含み損なんてかすり傷のようなものであり、一切気にならないレベルだ。
明らかに、他の家族名義の口座で追加購入の有力候補銘柄だ。
そして、記事を書きながら思い出したが、おそらく今月は初めて優待が届くと思われる。
半年以上継続保有者が対象だから、この日を想像して去年10月に買ったのだ。そして、なんと・・・優待品にスムージーが含まれているっぽい(笑)。
これはsomething specialなスムージーの更に特別な1本になりそうだ。
カゴメさん、ありがとう。
そして、来年は優待を2セットにするべく、次男のNISAで今週は追加購入をぜひ検討しよう。
さて、優待と次のスムージー&フットサルの機会を楽しみに明日からの仕事もそこそこにがんばろう。今日はここまで。