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当たり前が、当たり前じゃなくなってる時代なのに、変わらないでいいのかなぁ?

Hola! Buenos Dias!

スペイン在住のkuniです。 ひまわりも今年(2024年)は遅咲きだったし、なかなか気温が上昇しなかったので、長持ちしていたのですが、急に暑くなりまして、カラカラのしょんぼりひまわり🌻が、辛そうに立ちつくしております。😂

スペインの夏は暑い。ま、そうなのですが、その暑い国のフライパンの真ん中としても知られている。つまり、スペインで最も暑いとされている地域、アンダルシアの日陰の最高気温が43度でございます。🥵 (本日)

乾燥した大地のスペインでは、日陰に入るとグッと気温が下がり、6度以上は体感温度に違いのある日向と日陰…つまりその43度プラスアルファが、今のスペインアンダルシアの🌞日向!!つまりつまり、50度前後ということに!!容赦ない太陽の光が☀️ギラギラと…

毎年、街の温度計が48度から54度くらいになるのは、スペインの夏にはあるあるなことなのですが…。
今年は、尋常じゃない!!北の街ビルバオというところも、昨日は45度になった記録的な暑さ。海沿いの街のアリカンテの明け方五時の気温が38度です。眠れないですよねこれじゃ😭

首都マドリッドから1時間のトレドは観光地としても有名なところですが、そこのタホ川も、水がなくなり歩いて渡れるくらいの水量になってるとか、20年以上在住のガイドさんの話ですが、大丈夫かスペイン、大丈夫か地球?

どの国も異常気象が普通になっている今、私は、涼しい図書館に避難しています。行き帰りは死にそうに暑いですが、学生たちはバカンスでいないから、人も少なくて快適です。笑

スペインで最新の図書館は、涼しくて嬉しい!けど冷房効きすぎです。


まさに今、図書館の前の公園で、暑さで落ちたきた鳥を助けているスペイン人が🤩、鳥に水をあげてる姿…。優しいスペイン人、日陰に運んであげてるけど、鳥さんも落ちる街角ですよ、アンダルシアのコルドバは。

そうなんです!!
それほどに暑いわけだから、人間もたまったもんじゃありません。

異常気象が普通になってきた今、旅の形もアレンジしないと大変なことになりそうです。やっと本題😃になります。


眩しい太陽から逃げるように木陰を探し歩く夏

歩いている時、少しでも日陰もを求めますが、太陽のおかげで植物はスクスク巨大に育っておりますから、木々があるところはいいのですが、砂漠の民族が好んだこの辺りでは、木々もない地域もあり、日陰を見つけるのが大変なのです。路地裏が狭く、陰を多く作るように家々が密集して作られているのは、ご存知の通りなのですが…本当に暑いですよ。夏のスペインの日向は🇪🇸。

そんな激しい太陽の時間であっても、日本のツアーは、パンフレットに沿って動かなければならないのです。こちらの一番暑い時間16時から18時くらいに歩いている団体は日本のグループくらいって言われるほどです。

日本の旅行パンフレットって改善はされているけれど、当たり前が当たり前じゃない世の中になって、当たり前の天候じゃないのだから…無理があるのです。考えないといけないんじゃないかな・・・🧐
教科書の通りにやらなければいけないような日本人的意識の中、旅程保証という旅行者を守るための法律があります。これが、守っているようであり、過酷な状態を強いられており、逃げ場のない旅が作られているのも事実。

でも、これって、仕方ないことなんですよね?

本当の旅の楽しみって😕? 暑いからここは夕方にして、今はお昼寝シエスタしたいな・・・スペインなんだし、とか、夜景が見たいって言っても、スペインの日没は22時近くにならないと、(ヨーロッパの夏は、夕暮れが遅いのです。)それに合わせて行動するなどの工夫が欲しいな・・!
昔、ツアーコンダクター時代に行った、エジプトツアーは、そうでした、昼間は暑すぎて観光できないから、昼休んでから、夕方から観光が始まるって、ありましたよ。
もはや、スペインもその他の国も、アフリカ並みの暑さなんだから、考えた方がいいと思うのですが…。

ま、団体行動なので、決め事がないと困るのは確かなのです。いやいや、流石に50度近い中、短い時間とはいえ街の中を歩くのは、いつか病人が出てしまうのでは?と思ってしまうのは、スペインに住んでいるツアーガイドだけが思っていることなのでしょうか、わかりません。

最近、YouTube、SNSの情報、翻訳機とGoogleマップで個人旅行する人が増えていて、かつ、面倒くさい移動をバス旅の会社にお願いしている人も少なくないでしょう。🚌
電車に大きな荷物を持って移動するより、バスが運んでくれて観光もできて、乗れば涼しいとなれば…人気があるのもうなづけます。そして、自由な時間があるのもいいところなのです。私もたまにお仕事してますが😃

長年この業界にいて、そんなんでいいのって思うことはたくさんあります。でも、時代が変わっているのだから、その流れについて行かなければと思う日々なのですが、日本のお客様は、日本のパンフレットやら情報がまだ昔のままだということに気づかれず、現地に来てびっくりとなってしまうわけです。
長い時間飛行機に乗り、わざわざ来ていただくのに、もっと楽しんでいただきたい、いい思い出をと必死になっている現地ガイドが、空回り気味なのも事実です。
日本の体制が、もう少し変わらないと、このままではどうなってしまうんだろうって思ってしまいます。

こんなことを書いて、日本の旅行会社に怒られてしまうかもしれませんが、あくまで、今後の業界をいい形で繋げていきたいと思う気持ちが文章になってしまいました。😆

以前のままの旅行を楽しんでいる方もたくさんおられますが、多分、日本から同行されているツアーコンダクターの方々は、以前以上のストレスと仕事が付き纏っていると思います。

なにしろ、全ての皺寄せは現場なのですから…。

このお話が少しでも、旅行業界の企画の方の目に届き、日本旅行業協会の旅行業約款に、暑い日の対策なども設けていただきつつ、楽しい旅のあり方を作り上げてほしいなと老婆心ながら思っております。

個人的には、今後は、自分の楽しみとお客様の楽しみを一緒にした何かを作り上げて、そんな理想的な旅と時間と癒しの提案を目指して。


猫ちゃんの行動も夜のみです。😺

人生楽しまなくっちゃ、旅も楽しまなくっちゃ、って思っている還暦ツアーガイドの思うことでございました。笑

しかし暑い!!!


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