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17才の時の手記

過去のノートを探っていたら、17才の時に書いた手記があって、懐かしかったのでそのまま載せる。 ____ 「大人」になるとはどういうことか。金の世界に強制的に組み込まれることか。 どうしようもない社会の構造に抗わない。自尊心の保持のために金銭に執着する。 俺はこれが「大人になる」ということなら絶対に絶対に「大人」になりたくない。 be foolish, be crazy は子供のような価値観でいろということなのではないか。 大人も悩み、苦しみ、少しの愛に飢えている。

    • コンピュータによる脳の強化について

      人間の脳は手段と目的の区別ができない。曖昧性をそのまま受容する。 その人を好きだから長いことみるのか、長いこと見るから好きだと認識するのか。 これを峻別できるだけの処理能力をもった脳を、情報技術を利用して人が持つようになり、如何に快楽物質を生理的に脳内に生じさせるかを知行一致することができれば、人間はより利己的になるのか、利他的になるのか。 それは詰まるところ脳に接続するコンピュータのアルゴリズムがビッグデータを如何に解析するかにかかる。 コンピュータの補助により、人間の脳の

      • 落合陽一氏と宮台真司氏の対談を見て感じたこと

        日テレ24で落合陽一氏と宮台真司氏の対談番組が無料公開されていて見たところ、面白かったので要約と感想を書く。 ーー要約ーー (注:著者の編集している内容であり、文言は一部変更しております。正確な内容を把握したい方は全編御覧ください) 昭和の時代には「目を合わせる」ことが頻繁に起こっていた。 「目を合わせる」というのは他者という得体の知れないものの存在とエンカウンターする機会、能動と受動の感覚が曖昧になり、「中動」の状態になる機会であり、我々人類のゲノムに自然な行為とし