NHK BSプレミアム 京都、希林の宴(うたげ)~とっておきの仕出し巡り~
昨年末に放送され、昨日再放送されたNHK BSプレミアム 京都、希林の宴(うたげ)~とっておきの仕出し巡り~とても興味深かった。
「仕出し」、「仕出し料理人」に焦点をあて、京都内輪の宴席のもてなしぶりを見せるというのがこの番組のねらいだったようですが、まさにねらいどおりたっぷりと裏側まで拝見することができ、あらためて京都の奥深さを感じることがでました。また、番組内でいくつか気になることばがでてきました。
汗がにじみでるようなじりじりと蒸し暑い京都の夏をあらわす「油照り」、皮肉を意味する「ひなず」、献立を意味する「貼案」、盛り分けられた御飯の中から数粒のごはん粒をとりだす「生飯(サバ)をとる」。仏教用語で食事ができることを感謝し、自分だけがそれを食べるのではなく鬼神や餓鬼、畜生など飢えに苦しむものにも分け与えようというもので、御飯を作るときにこの生飯(サバ)の量をあらかじめ計算することを「サバを読む」といったそうです。年齢をごまかしたりする際につかう「サバを読む」はまた違うのか・・・?!うーん気になる・・・鯖は傷みやすいから数をよく間違えていたことが語源などと聞いたこはあるけれどどうなのだろう・・・。ちょっと調べてみなくては!
東福寺の精進料理、、、素敵だったな~。以前、座禅も含め一度体験させていただいたことがあるのですが、その時の精進料理も本当においしかったんですよね~!あんな風につくられていたなんて・・・。有難いなー。
また京都に行かなきゃ。