フリースタイルモンスター感想ネタバレなし
かつてラップバトル番組「フリースタイルダンジョン」が好きで毎週見てた。
コロナの影響とか?逮捕者が出たとか、で終了してしまった。
後番組で「フリースタイルティーチャー」というラッパー育成番組?が
始まったが全く見なくなった。
そのとき「チャレンジャーVSモンスター」の形式が緊張感があって一番面白い部分だったんだなと気づいた。
ラップ、ラップバトル自体を愛して学びたい、とかならティーチャーも見るべきだったんだろうが自分は別にそうでもなかったようだ。
ダンジョン終了後もYoutubeでラップバトルの大会の動画は出てくるが、稀に気が向いたら見るかな程度だった。
バトルの解説とかをしている晋平太とか少し好きだったがもう見てない。
べつにラップバトル自体もずっと見ていたいわけでもなかったみたいだ、
やっぱり「フリースタイルダンジョン」って見やすいし、面白い番組だったんだなぁと。
ラップバトルは選手にも見る人にも敷居が高すぎるし、
「競技」としてとても難しいものなんだなぁとは思っていた。
選手はお互いの事をよく知らないとディスる事とかもないだろうし、
「観客が沸く」というのも観客側にも知識とか集中して観戦する能力が要りそうだし、
地上波のダンジョンは字幕があるのもとても良いのだ。
それでいて審査は審査員5人だけの判断だったり、
観客の声援の大きさとかだったりそんなん曖昧で捉え方次第とか、
審査員の好みとか、もう1ラウンド見たいからとかで投票をバラけさせるとか
ノリでどうとでもなりそうな審査基準だ。
ただ、その場で、そういう好みとか、場の流れとか、
よくわからない曖昧な基準でそのときせーので白黒つけるのがラップバトルの醍醐味なのかもとも思える。
その日の「場」を味方につけた奴の勝ちだ的な。
強い、と言われてる人でも安定して勝つのはとても難しいし
ダンジョンは先攻後攻選択権がチャレンジャーにあったり
無名の挑戦者のことを素性をよく知らないモンスターがディスりづらいとか、挑戦者に有利な条件が多くて
モンスター側は毎回冷や汗展開が多いように思う。
ラッパーにもバトルを続けるのは相当負担なようで、負けた後とか引退宣言をする人が多い気がする(気のせい?)
あと個人的にはだが、たとえばムードのあるBGMになったときに「ディスりあい」じゃなく
「称えあい」な雰囲気になったりするのは好きじゃなく、
やっぱりバチバチにお互いをこき下ろしあってるのが見たいのだが、
つまり仲が良すぎるラッパー同士だと「バトル」になり辛いんじゃないかという危惧。
逆にバトルがきっかけで、「俺の事をそんな風に思ってたのか」とお互いの仲が悪くなったりするケースもありそうだし、
考えすぎかもしれないが。
ついでにいえばTV局にとっても、ドラッグとかで逮捕者が出て番組存続危機のリスクがあるのも
ダンジョンを復活させない(?)理由なのではと勘ぐってしまう。
ラッパーにドラッグって偏見だろと思ったが実際に逮捕者が複数でてるからな・・
だから「ティーチャー」という温情(?)で続いてくれてるのは意外とも思ってた。
でもやっぱり「フリースタイルダンジョン」として見たいよ~と思い2年近くたって
「フリースタイルモンスター」としてABEMA限定ではあるがワンセットだけ復活した!
(それだけのためにABEMA登録した)
それで見てみて、まんま自分が求めていたかつての「フリースタイルダンジョン」で、
素晴らしかった。
モンスター、司会のいつものメンツが熱い。
般若ルームの寒い芝居とかも変わらず。
(そう、般若が後ろでズンといてくれるのはでかい)
忖度なしの容赦ない展開だった。
今回のように、
シリーズか単発スペシャルの番組なら逮捕者が出て番組存続とかのリスクもおさえられそうだし(?)
またテレ朝拾ってくれないかなぁ。