ここでニーファイは、リーハイが将来のメシヤ(世の救い主)について話したことに言及しています。メシヤについて次のように書かれています。
リーハイも預言者として、また、家族の長として、家族に世の救い主であるメシヤをいつも心の中心におき、覚えておいてほしいと度々力を込めて語っています。
当時、ユダヤ人たちは、将来自分たちを救ってくれるメシヤを持ち望んでいました。そのため、ユダヤ人は現在に至るまで、毎日の生活の中でいつもメシヤを覚えて、忘れないようにする工夫をたくさんしていました。
例えば、以下の図のようなフィラクテリーは、その代表的なものの一つです。
現在、私たちはユダヤ人のようにフィラクティは身につけませんが、毎日、聖文を読んだり、毎週、聖餐をいただいたりすることによって、いつも主に心を向けて忘れないようにしています。ちなみに、わたしは、iPadの待受画面に復活後のイエス様の掌の写真を入れて毎日見ています。また、ある人はCTRリングをしたり、家にイエス様や神殿の絵を飾ったりされています。
*あなたは「主をいつも覚える」ためにどのような工夫をされていますか?