ニーファイは、第19章で「ニーファイの小版」が作られた目的と経緯について簡単に説明しています。そして、「神聖であると思うことでなければ、何事も版に書き記さない」(19:6)と述べています。しかし、ニーファイは、スペースの限られた小版の記録として、真鍮の版にある預言者の言葉、特に、ゼノクやゼノス、イザヤなどの言葉をたびたび引用しています。このことから、ニーファイが、それらの預言者の言葉をどれほど大切だと感じていたのかがわかります。それでは、ゼノクやゼノス、イザヤの人となりを教会の聖句ガイドから少しご紹介いたします。