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想像を超える結果が出やすくなる

I've  in budokan2005

ずいぶん前になりますが、このライブの振付をやった時の話しをしてみようと思います。

このライブ、私は踊る予定はなく振付のみだったのですが、本番前日にプロデューサーから「オープニングの曲FUJIさん踊ってくれないかな」とお願いされ、最初はお断りしましたがプロデューサーもなかなか引かず諦めなかったので「即興でいいんですか?」と聞くと「それでいいです」と。

今さら振付を考えたところでそれを覚えてやるには時間がなさすぎるので、振付けを考えるのはやめてイメージだけ作り、あとは「なるようになれ!」です。

踊ってる時は何も考えずバンドの生音に身を委ね無心で踊りました。実はそれが良かったのだと後々気づきました。

考えず踊ることで何かが生まれる。

普通は本番前は徹底的にリハーサルを行い完璧な舞台を作ろうと心がけます。しかし、この時は事前準備ができず、一か八かみたいな感覚で踊れたことで、逆にいい意味で想像していなかった結果になりました。

かと言って、これを闇雲に皆さんにやった方がいいと言っているのでははなく、しっかり練習準備をしたら本番は「なるようになれ!」と思ってやってみるといい結果がでやすくなるかもしれないということです。

※基礎ができていない人や練習が少ない人が「なるようになれ」と踊ってしまうと、それこそ悪い意味で想像を超える結果になるかもしれないので気をつけてください。

多くの人は心の中では想像を超える結果を望んでいるのに、本番でも練習通りにやろうとしてしまう人が多い

想像を超えることを望むのであれば、しっかり練習したらあとは身体に任せて踊った方がいい結果が得られるかもしれません。

先日、ダンスメンバーにこんな質問をしました。

本番は①練習通りの結果が欲しいか、②想像を超える結果が欲しいかを聞いてみたところ、①の練習通りの結果を出したいという人が1人、他は②の想像を超える結果が欲しいという答えになりました。

何も考えず踊る

でも、これ難しいんです。

失敗したくない

やはり失敗を恐れるあまり練習通りにやってしまう。当たり前ですが、これをみんなやってしまうんですね。しかし望んでいるのは想像を超えるような結果。

もちろん気持ちは分かります。ですが、もし想像を超える結果が欲しければ練習の時からあることを練習しなくてはなりません。

考えなくても踊れるようにする。

これ、みんな日頃からやっているのかと思ったらそうでもなかったんですね。

ある程度練習したら最終的に「考えなくても踊れるか」という練習をする。

これです!

多くの人は練習通りに行えば想像を超える結果が生まれると無意識に考えていて、一生懸命練習通りにやろうとしているみたいです。しかし練習通りにやればやるほど想像を超える結果は出にくくなってしまいます。

練習通りでよければ練習通りにやればいい。もし想像を超えるような結果を望んでいるなら、なるようになれ!の気持ちで本番に臨む。失敗もあるかもしれないけど「失敗を恐れずなるようになれ!」

練習方法と結果は比例します。あとは本番をどう踊るかで答えも変わってしまいます。本番でなるようになれ!と何も考えず踊れるようになれたらいい結果が出やすくなるような気がします。

そのためには普段の練習に考えず踊る練習も必要になると思います。

失敗を恐れずやっちゃえ!!





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