ぴちぴちドルフィン体操
2020年9月23日(KIN178=9・鏡)の朝、それまで重ねて来た研究が一気に結晶化し、のちに「ぴちぴちドルフィン体操」と命名される事になる体操が誕生した。その前日に生まれた「わくわくツォルキン体操」と合わせてここ3年Lと共に毎朝検証し続けて来たが、当初想像していたよりもずっと素晴らしい効能があるのを日々実感しつつ今に至っている。
誕生した瞬間にその事は直観されていたのだが、それが単なる思いつきとか妄想ではない事を確かめるために、そして発見の興奮を鎮めるためにも、最初からかなり慎重に検証した事を思い出す。何しろ、僅か30秒弱の動きで全身に”氣”が巡るのが実感され、足裏にもフワフワとクッションのような感触が現れるのだ。
これは天真体道の稽古を比較的しっかり行った後に現れると独特の体感の1つで、他の場面ではあまり体験する事ができない興味深い現象である。もちろん、誰もが同じように感じる訳ではないと思うが、少なくとも私自身にとっては「氣の巡り具合」を計る指標として信頼できる感覚の一つであり、それがこれだけ短時間で得られるというのは大きな驚きであった。
一連の発見を手帳にメモした直後、私はWEBニュースで台風12号の動きが報じられているのを目にした。翌々日に出張セッションを控えていた私は、その進路に注意を払っていたのだ。すると、前日まで関東直撃が予想されていたその台風は、突然急旋回して本州から太平洋側へと離れて行く針路を取っていた。その動き方も驚きだったが、私にとってはもっと衝撃的な驚きがあった。
何と、その日、突如針路変更した台風12号の名前が「ドルフイン」だったのだ!
全ての台風には名前があり、日本を含むアジア圏各国から出されたものが予め140定められていて、それが循環的に用いられているのは何となくの知識として知っていた。しかし、よほど甚大な被害をもたらした台風でもない限り、その名前にまで注目する事はないし、特に日本では号数で報じるのが通例になっているので、名前にまで注目する機会は殆ど無い。
それだけに、「ドルフィン体操」が完成した当日に台風12号が「ドルフィン」という名前だと知った衝撃は、かなり激しいものだった。そして「この体操は台風12号ドルフィンが届けてくれたもの」という思いを強くしたのであった。
*本記事は2020年12月8日配信のメルマガ「驚きは魂のごちそう」Vol.20の内容をベースに最新情報を加筆し、大幅に更新された最新バージョンの「ぴちぴちドルフィン体操」について記しています。
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