型を通じて習慣を変える
剣武天真流蒼天道場の稽古は、教範による自修が大前提となっており、月1回行われる道場稽古では、自修して来た型を師範である私が確認して個別指導する事と、一人では実践不可能な組手や組太刀を通じて、お互いに心身の使い方を深める事に重点を置いている。
それだけに、稽古に対する動機が明確になっていないと、稽古が進まないばかりか、昇級昇段審査をクリアするゲームのような感じになってしまう事にも成りかねない。確かに審査は正確な型ができているかどうかを確認する機会として重要な意味を持つが、その