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足元があなたの未来を決める?正しい歩き方と靴の選び方

私たちの体は足の上に構成されている

私たちの体は、足元の形や状態、日々の刺激によって作り上げられている。そして、その足元を決定づけているのが「靴」だ。

どれだけ正しい立ち方を学び、歩き方を意識しても、靴が整っていなければ意味がない——それが、私が足管理健康法のセミナーで決定的に気づいたことだった。

正しい立ち方、歩き方さえ教わってこなかった私たちが、足元や靴の重要性にピンとこないのは当然だ。でも、だるま落としでも最初の下段がガタガタなら、その上の全ては傾き、ジェンガのように崩れやすくなる。これは、私たちの体そのものと同じ構造だ。

「歩いてみたときにグラグラする」

セミナーで歩き方を教わったとき、真由美さんが見守る中、私は実際に歩いてみた。すると、自分の歩き方が不安定で、足元が揺れているのがはっきりと分かった。

堂々と歩いているのに足裏が定まらない、なんだこの感覚。。


あとで歩いている姿を動画に撮ってくださったものを見せていただき、愕然とした。

そのとき、私は思った。「こんなにグラグラしながら、私は人生を歩いていたのか」と。

今までなら、そんなことは気にも留めなかった。でも、足元の大切さに気づいたあとだったからこそ、その揺らぎが私の体の状態そのものだと実感し、恐ろしくなった。

何気なく立ち、歩き、日々の生活を送っている私たち。でも、土台となる足元が整っていなければ、どんなに上の部分を鍛えても意味がない。そして、その足元は靴によって大きく支配されているのだ。

もう、受け止めるしかない

この現実に気づいたとき、私はもう受け止めるしかなかった。

一番頭から遠く、一番目からも遠い「足元」。そこがグラついていたら、どんなに上を整えても不安定なままだ。今までは「なんとなくどうにかなってる」くらいの意識だったけど、それではいけないのだ。

私たちの根底であり、土台である「足」に意識を向けること。

それを知ってしまったからには、もう目を逸らすわけにはいかない。

もう、戻れへん

サンダルだけじゃあかんわ。

セミナーを終えたあと、私は即座に靴を見直し、ベネシュの靴について真由美さんに相談して足元を変えた。

なんて歩きやすいんだ、教わった歩き方がすんなりできる靴に感動した。

靴って寒い、末端冷え性なので靴はとても寒いものなのに、ぽかぽかあったかい。

「足裏のしっくりくる感じ、これ最高やな、これどんどん伝えたいな。」歩みを進めるたびにその感覚が膨らんでいく。

日が経つごとに体のバランスが変わり、実感として「足が土台である」ことが腑に落ちた。

靴の選び方を変えるだけで、歩きやすさが変わる。立ち方が変わる。体の負担が変わる。そして、未来の自分の体の状態まで変わる。

足管理健康法の学びは、私にとって「知ってしまったからには、もう元には戻れない」ものになった。だからこそ、私はこの学びを深め、伝えていくと決めたのだ。

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