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ウイングスパン戦術紹介~オールビルド~

本記事はウイングスパンの戦術の一つ、私がオールビルドと名付けている戦術の細かい紹介をします。
概要は下記記事をご参考ください。

集中ビルドではない戦術

今回紹介するオールビルドは所謂普通のプレイであり、集中ビルドと区別するために名付けている側面が強いです。
3つの資源アクションを全てを強化して順当にエンジンを作っていくことがポイントになります。

最終形は素点の積み上げor卵アクション連打

理想としては3種の資源(餌、卵、カード)をしっかり集めて順調に鳥カードをプレイしていきます。
プレイの縛りが少なくラウンド終了時目的や花蜜マジョリティを取りやすいのが利点になります。
最終形は基本的に2パターンで「鳥カードを多くプレイし、鳥カード点を大きく伸ばす」か「最終的に卵アクションを連打し卵点を大きく伸ばす」のが基本になります。両方できるとかなり勝率が高い印象です。
鳥カードをしっかり出す場合は60点以上は出せるように高得点の鳥をプレイするようにしましょう。
卵アクションを連打する場合は卵レーンに4~5枚の鳥を準備し、できる限り卵アクションをするのが目標です。

強みはマジョリティ争いに強いこと

オールビルドの強みの一つがラウンド終了時目的への参加のしやすさと、花蜜マジョリティ点の確保のしやすさです。
プレイする鳥に制限がないのでラウンド終了時目的に寄せて構築することができます。
また餌レーンもしっかり伸ばすため花蜜を取得しやすく、プレイする場所も制限がないため花蜜マジョリティ点に絡みやすくもあります。

ただしこれは集中ビルド、ソリティアという他の戦術と比べた場合の優位性という点には注意してください。基本的にはオールビルド戦術をすることがほとんどで他全員がそのプレイをやっているとやはりラウンド終了時目的や花蜜マジョリティは熾烈な争いになります。
逆にオールビルドをしている場合はその優位を活かす意識が大事です。特に花蜜マジョリティについてはどのレーンを取りに行くかの判断がとても大事になります。

初動は餌レーンとドローレーンに鳥を配置すること

オールビルドは所謂普通の展開なので普通の展開で大事なことを。
まずは餌レーンとドローレーンにそれなりの鳥を配置することが大事です。ここの配置をおろそかにすると展開がとても苦しくなります。そして卵レーンは最悪後回しでも構いません。
最初に配られた5枚の鳥から、まずは餌レーンとドローレーンに置く鳥を選別しましょう。

置くことで各資源獲得アクションが強くなるので置けるならカードの強さはあまり関係ありません。もちろんできれば強い起動時効果(茶色)が理想ですがだからと言って起動時効果(茶色)が来るまで配置せずに進行するのはかなり非効率です。
高得点鳥やボーナス鳥でもよいのでおけるなら置くようにしましょう。
最悪餌レーンがなくてもドローレーンに鳥を置ければ大丈夫です。その後ドローによって餌レーンにおく適切な鳥を引いてくればよいからです。

ドローレーンに鳥が置けない展開はかなり辛いですが、餌レーンに鳥を置けてさえいれば餌アクションで花蜜を取得してドローアクションで2ドローすることでドローレーンにおける鳥を探すことができます。

両方ないパターンはかなり苦しいです。一応卵レーンにおいて卵を獲得してから、ドローレーンで卵を使って2ドローすることによって活路を見出すことができます。
ただしその後餌、ドローレーンにそれぞれ出す鳥を探し出す必要があり、それらのカードを引く手数、そしてプレイするための餌を集める手数がかなり引っ張られるのでかなり幸先の悪いスタートといえます。
これに限っては最初に配られる5枚の鳥次第ですが、ドローレーン、餌レーンに出せる鳥が来ることを望みましょう。この段階では普段はあまり使われない渡り鳥ですら頼もしい鳥カードに見えます。

ドローの質をよくする

このゲームは引く鳥カードの質で得点が決まるといっても過言ではありません。なのでドローの質を高める努力は必要です。
ディスプレイに見えている欲しい鳥はしっかり確保するようにしましょう。ランダムに山から引く行為はなるべく減らすのがポイントです。

ディスプレイにほしいカードがない場合はドローアクションにある1餌でディスプレイリセットは積極的に活用しましょう。リセットして欲しいカードが捲れたらよし。欲しいカードがなかった場合は「ディスプレイリセットをすることでこの不必要な鳥カード達を引かずに済んだ」とみなせるので尚よしです。
1餌はうまく使うと1~3点ほどの価値になるのですが、その点数を失って尚ドローの質を上げる意義はあります。私は欲しいカードがなければ割と気軽にディスプレイリセットをしています。

キアオジ系が絡むと宇宙

一ラウンドに4種のアクションすべてを行うと追加プレイができるキアオジ系はオールビルド構築ではとても頼りになります。

キアオジ系は追加手番に等しいのでそもそも強いのですが、一つでも弱いアクションレーンがあるとかなり微妙になります。
例えば卵レーンが弱く2卵しか発生しない場合、キアオジは追加手番というよりラウンド終了時に2卵獲得するだけの効果に見えます。それでも十分使えるのですが真価を発揮しているとは言えません。

理想は全てのレーンを強くして点数を稼ぎながら資源をとれるようにすることです。そうすればキアオジ系の手番追加効果を最大限利用できるようになります。
キアオジ系が絡んだ時のオールビルド戦術の点数はすさまじく、130~140点台も夢ではありません。オールビルドのリーサルウエポンといってよいでしょう。

おわりに

オールビルド戦術と私は呼称していますが要はウイングスパンの標準的なプレイを指します。
今回語ったことも色々なプレイに通ずる基本的なものが多いですが、ここら辺を守るとしっかり点数を稼ぐことができるようになります。
どのレーンもしっかり成長させて質の良いアクションにし、高得点を目指してください!

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