【テクニカルシリーズ#1】保存【ドミニオン】
ドミニオンの実力差が出やすいカードを解説するシリーズをやっていこうと思います。称してテクニカルシリーズ!
第一弾は全カードの中でも随一で実力差が出やすいイベントの保存です!
雑に構築できるのが強み
保存の強さはなんといっても大体の不都合を何とかしてくれるリカバリー力でしょう。金量が出すぎても保存して過剰分の財宝カードを次に回せまし、アクションが被って使えなくても1金払えば次のターンに回せるので無駄なく使用できます。ドミニオンで起こるたいていの不幸は保存で解決できます。
イベントカードの強みとしていついかなるターンでも使用できるので信頼度100%。裏切ることがないのもうれしいカードです。
勿論1金かかるので損はしていますが普段の損失に比べたら損失はないも同然。保存があるから強気な構築ができ雑にプレイしても何とかなります。
保存を考慮した構築で差が出る
とても便利なイベントなので使わない手はありません。むしろ保存があるから実現できる効率の良い構築手順がありそれを選択できないと弱いです。この保存を考慮した手順を見つけられるかどうかで実力差が出ているとも言えます。
初手でアクションを2枚買っても保存があるので問題ありません。金量調整も可能なので思った通りの購入手順を組むことができます。シナジーの強い2枚のアクションは必ず揃えることができます。宝の地図も必ず揃います。堀などのリアクションカードを常に手札に用意できます。保存によってできることはとても多いので保存を前提としたプレイを心がけましょう。
保存での疑似圧縮を知る
屋敷を保存することにあまり意味はないように見えますがそれが捨て札シャッフルの直前なら相当な意味があります。捨て札シャッフルで山札を作る時は屋敷など弱いカードはなるべく少なくした方がより強い山札が出来上がります。
保存で弱いカードを手札に保持したまま捨て札シャッフルをすることでより強い山札を作ることができます。これは保存1回で実質1ドローしているのと同じです。
1,2ターン目が3金-4金と出たときに2ターン目に4金で保存(屋敷保存)+3金のカードを買えば山札は11枚になりより強い3,4ターン目を迎えることができます。このように捨て札シャッフル時に脇にカードを置くことで山札を少なくするプレイを疑似圧縮と表現していますが、保存による疑似圧縮の恩恵はとても大きいです。
山札シャッフル前ならできるだけ保存して疑似圧縮するようにしましょう。これをするとしないとでは出力に大きな差がでます。
初手5金が出せる
1ターン目に3金の場合、銅貨を保存することで2ターン目に5金出すことができる。勿論1ターン目の購入は基本パスになるがそれを差し引いてでも5金カードを2ターン目に買えるのは強いことが多い。
衛兵や吸血鬼、徴募官などはなるべく早く欲しいカードなので保存がある場ではしっかり3金-4金と出ることを祈って2ターン目に買えるようにしよう。
常に保存を選択肢に入れておく
これまで保存が有効利用できる色々なパターンを紹介した。アクションが被ったとき、金量が出すぎたとき、捨て札シャッフル前の時。しかし保存の使い方は無限大であり紹介した定石以外でも有効利用できて差がつく場面はたくさんある。
これまでの定石を覚えたうえで保存があるサプライでは常に保存を選択肢に入れて使えないか検討する必要がある。正直この部分が一番保存を使っていて実力差が出る部分だろう。毎ターン購入時に保存を一度考えることができれば保存マスターと言っても過言ではない。
その際残りの山札を把握しておくとより効果的です。下記の動画の1:17:00での3ターン目は残りの山札を覚えておき4金から銅貨保存をしたことで勝つことができました。
保存のいろいろな定石はありますがそれ以上に大事なのが保存を忘れないことです。常に意識していれば勝ちにつなげる保存が見つかることでしょう。
まとめ
保存はいつでも使えて使い道が多岐にわたるテクニカルなカードです。うまく使えるか使えないかで出力が大きく変わるので常に使うことを意識しておくことが大事となります。想像力をフル活用してよりよい保存の使い道を見つけましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございます。ここからは有料部分です。ですが本記事の内容の補完などはありません。もし余裕のある方でおひねりを上げてもよいよ!という方向けに有料部分を設定しております。
ただ何もお返しがないのも心苦しいので記事の内容には関係のないドミニオンのことを書こうと思います。
サプライの画像を張りますので、有料部分にどのように考えてどのような試合展開にするか、私なりの答えを記述させていただきます。
ここから先は
¥ 100
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?