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村の強さ(ドミニオン)
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村はドミニオンの顔とも言える基本的なカードです。アクション権というシステムがドミニオンを面白くしているのはいうまでもありません。+2アクション以上を出すカードは特徴的なのでまとめて「村系アクション」と表現しています。
この記事では改めてこの村というカードの強さを言語化してみました。
この記事のターゲット層
ドミニオン初心者(Dominion Onlineでレート40以下)
村だけ買っても弱い
村はとても重要なカードですがこのカードだけ買っていても全くデッキは成長しません。10ターンかけて村を買い続けても出る金量は変わりません。村は直接デッキを強化するカードではないのです。
なのになぜ村が重要視されているかというと他の強いカードをたくさん使うための潤滑油になるからです。
アクション権は使い切らないと意味がない
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鍛冶屋は3ドローと4コストにしては破格の効果を持ち連打できるなら相当なカードパワーになります。しかしアクション権の制限によって連打できないためかろうじて普通の性能になっています。
村を入れる理由は連打できたら強いこの鍛冶屋を連打することといっても過言ではありません。ドミニオンの世界ではアクション権の縛りがあるカードは強く設定されています。それらが連打できるようになるため村は重要視されているわけです。
ちなみに1枚の村で1枚の鍛冶屋しか使えずアクション権が余った場合、その村は何も仕事をしていないに等しいです。村がなくても鍛冶屋1枚なら最初からプレイできていたからです。村を使ったならそのアクション権を全て使えて初めて村が仕事したといえます。
序盤は少なく、中盤はぴったりよりやや多く、終盤は余分に
村は入れすぎると無駄になるし少ないとアクション事故で弱くなります。村の枚数はドミニオンの構築ではとても大事な要素になります。
サプライや展開によって適切な村の枚数は変わりますが目安はあります。序盤は少なめ、中盤はぴったり+α、終盤は多めに村は入れたいです
序盤はまだカードも揃っておらずアクションを入れてもそれらが一緒に来る確率は低いです。その時に村を沢山入れてもアクション権を有効に使える確率は低いので少なめでよいです。
中盤はデッキも完成されてきているので必要枚数分の村は入れましょう。必要枚数とは+アクションを持ってないカード枚数-1です。ぴったりより気持ち多めに村を入れておくと事故率が下がるのでおススメです。
終盤は勝利点カードが入ってきて事故率が上がります。そのため村を多めに入れてなるべく事故が起きないように注意します。
デッキの完成度によって少しずつ村を必要枚数より多めに入れていくのが一つの目安なので覚えておきましょう。
枚数を確保する
村の枚数が多いと構築の幅も広がり自由度が高くなります。他のカードが強く村による自由度の高さが重要と感じたら無駄と分かっていても村を確保することも多いです。
4人戦では一人当たりの枚数が少ないので少しでも気を抜くと自分の分の村が1枚しか残っていなかった、という自体も発生します。そういうサプライでは先に村を確保する動きが正当化されます。2人戦でも相手より多く村の枚数を確保することが有利になるサプライがあります。
村ばかり買う行為は弱いことを分かった上で枚数確保のために村を買うのは全然アリです。周りの展開も見ながら適切に村を買いましょう。
まとめ
「村を制するものはドミニオンを制す」という言葉は今私が作りましたがあながち間違いではありません。村の強さと弱さをしっかりと理解して効率の良いデッキ構築に繋げてください。