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外国人に「笑え」と言われる

こんばんは。ブルガリアのソフィアにいます。

最近はホステルに滞在していることが多いです。
ホテルやAirbnbと比べると、ホステルは周りの人との関わりが色々とあります。

今朝、受付のおばちゃんがコーヒーを淹れてくれると言うので、キッチンについて行って作ってもらいました。その時のこと。

コーヒーメーカーに粉をセットしたおばちゃんに、肩をどーんと突かれました。
顔を指差して、口角を上げるように、とのジェスチャー。どうやら自分が不機嫌な顔に見えたらしいのです。

コーヒーを淹れてもらえてありがたいし、もちろん別に怒ってるわけじゃないんだけどなぁと思いつつ、ちょっと口をすぼめたら、違う違うそうじゃない、とまたど突かれます。
おばちゃんの勢いに思わずふっと笑ったら、そうそうそれでいいんだ、とにんまり満足げでした。
その後ラウンジに座ってコーヒーを飲んでいる時も、部屋のベッドに戻ってからも、おばちゃんは前を通るたびに顔を覗き込んできます。へらへら笑ったら許してもらえました。

実は、こんな風に表情を指摘されるのは、今回が初めてではありません。
10代でニュージーランドの語学学校に短期留学に行ったとき。
授業中に、クラスメイトのいる前で講師から"Smile!!!"と言われたことがありました。
この時、はっとした覚えがあります。私って、かなり不機嫌そうに見える顔をしているんだな、と。日本でも「何となくいつも怒ってそう」などと言われることはありましたが、ここまで直接的に、もっと笑え、とはなかなか言われませんでした。

あれから10年近くが経って、もう随分いい大人になりましたが、また同じことを指摘されました。
無理に笑ってたら疲れるじゃん、と少し反発する気持ちもありつつ、自分が笑うと笑顔になるおばちゃんを見ると、たしかにもっと笑顔を作った方がいいかもな、とも思います。

そう簡単には変わらないのでしょうが、せっかくまた手厳しく言ってもらえたので、しばらくは意識的に口角を緩めていこうと思います。

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