裁判官のことば、検察官の生き方
私事だが、司法書士試験受験2年目以降、「このままずっと受からなくて、自分の人生なにも胸を張れることもなく、社会から隠れるように生きていくのかなあ…」という思いがずっとつきまとっている。
そういうジメジメした考え方は粋じゃないから、考えないようにしているし、人に言わないようにもしているが、現実、自分の中にそれはずっとある。
「難関資格に一発合格!」なんて威勢のいい文句をメディアで目にすることも珍しくないが、実際大きな夢を見て飛び込んでみた受験生活は、甘くないし、自分は思っていた以上に意志も弱く無能だった。そして、ものすごく難しいよ、試験!!!受かった人はサラッと語るけど、ハッキリ言って、司法書士試験でさえ、めちゃくちゃ難しいよ!!!
それまで、「医者?弁護士?ふーん、頭いいんだ」くらいしか思わなかったし、「万年受験生」という存在を、「自分の力量に合わない高望みしてるんだから、現実受け入れてとっととやめちまえ!!」なんて、どこかバカにしている自分がいたが、自分が万年受験生になって初めてわかることもあった。
先日、延期されていた試験日が発表され、受験勉強ばかりの生活になり、裁判所を恋しく思うことは日に一度や二度ではない(勉強に集中しろ!)。
そんな時、何を思い出すかといえば、裁判官も検察官も弁護士も、みんな、ひとつの資格を目指して、頭から湯気が出るほど法律を懸命に学んでいた時期があったということ。
裁判官の加藤亮さんも、マイエンジェル片ちゃんも、プリンス翔悟も、川越くんも、検察官のヒヨコも、大戸ちゃんも、セクシーも。
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