「ヘイ、マザー。」
次男:「ヘイ、マザー。あのさあ・・。」
私:(マ、、マザー? Mother?! 心の声)
つい先日まで、私の事を
「おかあさん」
と呼んでいた次男坊が、
急に「マザー」と呼び始めた。
世の中には母親の呼び方はいろいろある。
「ママ」「かあちゃん」「おかあさん」「おふくろ」「母」「名前で呼ぶ」
「ババア」「くそババア」はまだまし。
「ねえ」「あのさー」「ちょっと」とか。。
次男も思春期を迎え、いつ
「ババア」
と言ってくるか、ちょっとわくわく~♪
しながら待っていたのだが、次男にその気配はなかった。
(これは3番目の余裕?)
しかし、次男の「マザー」のチョイスは想定外だった。
してやられた。
ずっと今まで、そのように呼んでいたかのように「しれっ」と呼んでくる。
ちょっとしゃくにさわるが、返事する私。
注意していると、「お母さん」と呼んだり「マザー」と呼んだりする。
その時その時の話題や心の距離感によって、呼び方が変わるようだ。
自分の価値観や世界を見つけつつある「成長のあかし」ということか。
今年は大学受験。
いよいよ具体的に自分の進む道を決めていく年齢となった。
中学校の時、「将来の夢は『猫と暮らす 穏やかな暮らし』」と言っていた彼はどんな道を選んでいくのかな。
身長も体重も靴のサイズも、とっくに追い越されてしまった。
私の訪問看護の仕事着用に、次男の洋服の「おさがり(上の子→下の子」ならぬ「おあがり(子ども→親)」を拝借するようになった。
それから「マザー」と呼ばれるのも、また楽し。
過去記事はこちら☟
「お母さん、俺、『夢は何ですか?』と聴かれても、夢なんかないわ」