「裏切られた」という感情は好きではない
今日は散々な日だった。
「なんで」「どうして」「私は信頼していたのに」
「あんなにあなたの事を守り、擁護してきたのに」
「あなたも私の事を信頼してくれていると思っていたのに」
「ずっと嘘をつかれていたんだ」
「私に相談してくれなかった」
「あの時のあの言葉は本心ではなっかたのか」
相手に対する疑念ばかりが湧いてきた。
仕事上の関わりとはいえ、いや、仕事上の関わりだからこそ、同じ目標と価値観に向かって、この1年彼女と一緒にやってきたはずだった。
彼女に対して「確信」に近いものが私の中にはあったのに。
そう思っていたのは、結局、私だけという事か。
悔しくもあり、悲しくもあり、残念。無念。
私は今日1日、そのような感情にずっと支配されていた。
・・・・・・・ぐるっと回って、想う。
私が勝手に相手に期待し、
「相手はそうでなかった」というだけの事。
私が勝手に期待した事柄を、
「相手が答えられなかった」だけの事。
私は「裏切られた」という感情は好きではない。
「欲しいおもちゃが買ってもらえない」と泣いて騒ぐ子どもの姿と重なって、逆に笑えてきた。
これだけは言える。
今回の件に関して私はこの1年、私が大切だと思うことを大切だと言い続け、そのように行動してきた。そして彼女の事を信頼してきた。
それらに嘘はない。
だったら、もういいかな。
思い通りにならないからと、泣いて騒ぐのはやめにしよう。
明日からもう一度、ゼロからスタート。
それだけの事だ。