もしもぼくがおとなだったら
自治会の会合で遅くに帰宅したのですが、おちびさんがまだテレビにかじりついていました。さいきんはやりの「鬼退治」のおはなし。おとうさんは「ないたあかおに」のほうが好きです。
こわかったのでしょう。ぼくが本をよんで横になっていると、布団に潜り込んできました。「これよんで」いつもの決めぜりふです。
『もしもぼくがおとなだったら』これはぼくもだいすき。
数々の悪事をはたらいてきた大人ですから、そろそろ善人のふりをしてもよいでしょうか(笑)。
おとなはいつも「いいこにしてなさい」というけれど、わるいこでいるほうがずっと楽しい。ぼくもそうでした。こどもって楽しいですね。わるいことがわかっていていたずらするのですから。
まだこどものおちびさん。それでも中身は立派な完成した人間です。これから「鬼退治」に行くのかどうかはわかりませんが、きびだんごはたくさん用意してあげたいとおもいます。おとうさんもつまみ食い(笑)。
大人にできることはそれくらいかな?
きびだんご 棚からぼたもち はいこれも 渡る世間に 鬼と暮らそう