見出し画像

うさぎさんの話

ぼくが書くうさぎさんの話というのは、月のことかおちびさんのことです。深夜食堂のない奈良の深夜に目覚め、月を眺めながら思い出にひたります。

いろいろといきさつをはぶくのですが、韓国へおちびさんと旅をしました。幼稚園のBさんの時です。モンテッソーリ教育の奈良カトリック幼稚園では、年中さんは「Bさん」、年長さんは「Aさん」と呼ばれていました。いまはこども園になって、すこし事情も変わっているでしょうか。

うちのおちびさん、奈良きたまち「ひと箱ふるほん+あるふぁ市」の『大門玉手箱』ではじめて海をわたりました。基本的には父との二人旅。仲間たちとは現地集合です。

3歳の時、七五三で撮った「きもの」を着た写真を使ってパスポートをつくりました。そのときは、まさかぼく一人でおちびさんを韓国へつれていくことになるとは思ってもみませんでした。やればできるものですね。

なにごとも成り行きに任せて子育てを楽しんでいます。たまたま初めての海外を父と旅したおちびさん。それからはあたりまえのように父と二人旅になります。フランス・パリも、2度目の韓国も、2度の函館も。おかあさんはというと、小鬼と狸のいぬまにいのちの洗濯(笑)

ラオスへは、はじめて家族で行きました。こちらは、母が提案。なにやらなかよくなってきた大阪のラオスシルクのお店「ボアバン」さんでラオスの話を聞いて、行きたくなったのです。ぼくも象の調教師の免許が取れるというまことしやかで魅力的なお話に食いついてしまいました。

なんだかんだいいながら、おちびさんが大好きな父です。
いつまでもなかよくしていたいというのが本音です。

なりゆきで仲良くつづいていますが、旅先でお風呂にこまります。
銭湯や温泉にいっしょにはいることができませんから。

でも、もうすぐひとり立ちです。
魔女はそろそろ一人旅にでなければなりません。
月へ行くわけでもないので、だいじょうぶでしょう(笑)



うさぎさん やっぱり月に いるのかな 
いってみたいな 遠いお国へ









いいなと思ったら応援しよう!