社会不安障害になった男の話。
どうもたいちゃんです。
実は大学2年の夏から3年の秋にかけて、社会不安障害を抱えていました。
カミングアウト。驚いた人もいるかも。
じゃあ実際どうしてそうなったのか、何に苦しんだのかを正直に書いているから読んでほしい。
社会不安障害にどうしてなったのか
以前もカミングアウトしましたが、僕は大学2年の夏から大学3年の秋にかけて、「社会不安障害」というものを患っていました。
僕の場合の症状を簡単に話すと「食事がとれなくなりました」。
朝起きて、ご飯のにおいを嗅ぐだけで吐き気を催して、食事ものどを通らない。食事になったらトイレに駆け込み、吐いた。顔色が悪くなって、もっと心配をされた。食べるのもゼリーとかがやっとでした。おかげで体力も大きく低下。全然歩くことも当時はできなくなりました。
本気で「死にたい」と考えていました。
思えば、予兆は小学校からあったなと思います。まず小学校6年生の時に5年間続けていたバスケットボールをやめ、食事量が大きく落ち込みました。給食も全部食べれないまでに。やはり、当然そこで言われるのは「ご飯を残すな」。僕はこっそりとパンを給食袋に入れ、家に持ち帰ってました。
家に帰ってからも「ご飯を残すな」「好き嫌いするな」と父親に厳しく言われる毎日。
中学校に進学してからもエスカレートし、中学2年では「給食を食べきるまで昼休みはなし。」毎日昼休みはお預けでした。苦しすぎて泣きながら、給食を食べていました。これほんとです。しかも、保護者会で親に直接言う。まじで何を考えているのか。今書きながら怒りがこみ上げてきます。
高校に進学後、給食から解放され、ご飯を食べなきゃいけないというしがらみから解放され、症状は緩和されました。
しかし、大学進学後、新たな仲間ができるタイミングで、食事がとれないと仲間外れにされるという固定概念にとらわれ、似たような症状がでるようになりました。そして、大学2年の秋、さわやかという有名なハンバーグ屋さんで隣の客からガン見されて、緊張のあまり、爆発。
社会不安障害に陥りました。
まあ、その後は、周りの人の支えもあって、「どうせ死ぬなら周りのこと気にせずとりあえずなんかやるか」ってな感じで、自分でいろんなことにチャレンジして、3年の秋には病院に行ったときに、自然と治っていました!!
結局、「ご飯を残しちゃいけない」という強い観念に襲われて、症状を発症して、ご飯を食べるという当たり前の行為ができなくなり、本気で死にたいと考えるほど自己嫌悪に陥ってしまったんですよね。
今、自分と同じような症状に苦しんでいる人へ。
大丈夫。周りは自分が気にしているほど考えていない。それを悪いという人とは付き合わなきゃいい。無理なものは無理なんだから。自分が我慢して苦しい思いをすると、後々爆発する。もっと苦しむよ。
最初はすごく怖いかもしれないけど、一歩踏み出してさらけだす勇気をもってみて。絶対誰か耳を傾けてくれる。
最後に
なんでも相談できる人とか、何にも気にせず自然体でいられる人とを作っておいたほうがいい!
そういう関係でいられる人がいるならマジで大事にしたほうがいい!ということ。
結局、自分が苦しいときに言えるか言えないかで自分の心の負担が何十倍も変わってくる。言えないままだと、自分の中でどんどん自己嫌悪に陥っちゃうから。
俺の場合は、ご飯が食べれないときに、食べれない!と素直に相談できる人とか、ご飯を残す云々をまず気にしなくていい友達とかが全然いなくて、すごく苦しんだからね。
「そんなの言えない!言ったらどうなるか不安。」
確かに。ここに関しては、本当に大変かもしれないけど一歩踏み出す勇気をもってみて。それが難しければ、お医者さんとかに相談してもいいと思うよ。一緒に親に話してもらったりとか。
言ってみると思ってもよらなかった返答があるかもよ。
自分のことを本当に大事だと思ってくれている人は、受け止めて手を差し伸べてくれるはず。そういう人と、今後も絶対に継続して付き合っていくと思う。
homeについて
自分が社会不安障害で苦しんでいるとき、
①周りの目を気にせず没頭できたエンターテイメント
②自分が食事ができないことを理解し認めてくれた、家族・彼女・お医者さん・社会人の皆さん
この2つの存在がまじで大きかった。
そして、社会不安障害で苦しい思いをしたからこそ、近いような悩みで苦しんでいる人が爆発する前に、本音で話せる信頼ある空間を作りたい!と思い、
「home」という「素の自分でいられる空間」をコンセプトにした、コミュニティを立ち上げました。
今後は
①エンターテイメントで心の鍵を開く!
②一歩踏み出す勇気を与える
ネガティブな部分も正直に聞きながら、そのうえで勇気をもってチャレンジしてみる大切さをいろんな人にインタビューして、動画で発信していきたいと思います!!
これからもたいちゃんをそしてhomeをよろしくお願いいたします!