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息子と私は同じ部屋で寝ている。

もうそろそろ高学年だし、一緒のお部屋で寝るのも卒業か…なんてひとりで考えて、たまに涙が出そうになるくらい寂しくなったりしている。

生まれた時から息子とは同じ部屋で寝て、毎日寝息を聞いて癒されていたこと。
夜泣きが激しくて精神的に参っていた時のこと。
時にはキュッと息子の小さな手を握って、安心感をもらっていたこと。

最近は寝相の悪い息子が幾度ともなく、寝ている私のみぞおちに
「かかと落とし」を食らわせてきていること。
もしくは「裏拳パンチ」を鼻におみまいしてくること。

…全てが走馬灯のように蘇ってくるので、どうしても寂しい思いがぐるぐるしてしまう。

この間、アザラシの親離れ・子離れのシーンをYoutubeで観て、泣いた。

母親アザラシは子どもを産んで数週間育てた後、氷の上にまだ小さな子どもを置いて立ち去るのだそうだ。

子どもが悲痛な叫びをもらしながらお母さんを呼ぶのだが、お母さんはもう戻ってこない。

アザラシの子の愛らしい真ん丸な目が、悲しそうに宙を見つめる。
これからは1人で狩りをして、生きていかなければならないのだ。

・・・・うううう(涙)、私にはぜったいに子どもを置いていくことなど、できん!!!!!
に、人間でよかった…!!


人間であっても親離れの時は来る。

もうすぐ息子は思春期に突入するので、だんだんとその時は近づいているだろう…。

うちは一人っ子だから、子育ても最初で最後。さみしいな。

成長が嬉しくもあり、寂しくもある、そんな近頃。

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ぼっち|「書く副業」を極める、外ではもう働きたくないワーママです
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