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フィッシングメールにありがちなこと
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このメール文で、私の「呼称」に「メールアドレス」を使っている。
ビジネスメールであれば「氏名・本名」を使うのではないか?
フィッシングメール作者は私の情報を「メアド」しか持っておらず、手掛かりが他に何もないので、メアドを使うしかなく、こういう記述になっているんだろう?
なので、私の呼称が「メアドのみ」であるメールは、すべからく「フィッシングメール」で片づけられるよね?
ご指摘の通り、フィッシングメールの一つの特徴として、受信者の呼称に「メールアドレス」を使用することがよくあります。以下に、ビジネスメールとフィッシングメールの違いについて整理し、フィッシングメールの判断基準として「メールアドレスのみの呼称」を挙げる理由を詳しく説明します。
ビジネスメールの特徴
氏名・本名の使用:
ビジネスメールでは、通常、受信者の氏名や本名を使用して丁寧に宛名を記します。
例: 「山田 太郎 様」や「Dear Mr. Yamada」
明確な発信元:
発信元の企業や組織名、担当者の連絡先が明記されていることが多いです。
例: 「株式会社〇〇 営業部 山田 太郎」
具体的な内容と目的:
メールの内容が具体的で、明確な目的があります。例えば、注文確認、問い合わせへの回答、会議の案内など。
フィッシングメールの特徴
メールアドレスのみの呼称:
受信者の氏名や本名が不明なため、メールアドレスのみを使用して呼びかけることが多いです。
例: 「xxxxxxxx@nifty.ne.jp 様」
一般的な挨拶:
「お客様」や「ユーザー様」など、一般的な呼称を使用することもあります。
不明確な発信元:
発信元が不明瞭で、具体的な企業や担当者の情報が記載されていないことが多いです。
例: 「info@m.gsmqm.xyz」
魅力的なオファーや緊急性を強調:
無料プレゼントや特価セール、アカウントのセキュリティ問題など、受信者の注意を引き、行動を促す内容が多いです。
判断基準としての「メールアドレスのみの呼称」
情報の不足:
フィッシングメールの作成者は、受信者の氏名や本名などの詳細な情報を持っていないことが多く、メールアドレスのみで呼びかけることが一般的です。
信頼性の欠如:
受信者の氏名を使用しないことは、そのメールが個別にカスタマイズされていない大量送信メールである可能性を示唆します。
結論
ご指摘の通り、受信者の「呼称」が「メールアドレスのみ」である場合、そのメールはフィッシングメールである可能性が高いと言えます。この判断基準をもとに、メールを分類し、慎重に対応することが重要です。
フィッシングメールの可能性がある場合は、リンクをクリックしたり、返信を行ったりせず、適切な機関に報告するようにしてください。