新型コロナに対してイベント業界の現状 5/15
どうも、ぼぶすきんと申します
今、この世間、世界を騒がしている新型コロナに関して、コンサート業界に約10年いる舞台監督が、現状をまとめたいと思います
これは一個人が今思っている事、感じている事を書きます
全ての会社、人物に当てはまっている訳ではありません
現状
まずこの5/15の時点では都内は緊急事態宣言、自粛の真っ最中であり、昨日、他の39都市の自粛解除の会見がありました
イベントは一切行われておりません
なのでこの2ヶ月全く仕事と言う仕事は出来ておりません
今月末で東京都を含め自粛が解除される予定になります
そのため、来月、6月にイベントをやろうと言う仕事の連絡がありました
これは元々6月に予定されていたもので、スケジュール通りと言うような感じです
もちろん自粛解除直後なので無観客ライブで配信するスタイルになりました
会場は実際の小屋を借りて行います
どうやるのか
ここで実際にやれるのかも含めて考えていかなければなりません
ついさっき発注先の担当者から電話がありました
先日の総理の会見を踏まえ、ソーシャルディスタンスを意識しないといけません、なのでステージでも2m間隔を確保したい、と
このご時世なら当然ですよね
テレビでも間あけてるアピールのような位置どり、テレワーク放送、もしすぐに自粛が解除と言っても、元どおりといかないのが普通ですよね
そのため、登場したら棒立ちで歌うスタイルになりそうです
メンバーの交差するフリや場面は放送出来ないと言う事だと思います
ソーシャルディスタンスとしてはベストだと思いますが、ライブ的にはつまらなそうな気がしてなりません
これから詰める段階ですので色んな問題点を改善する必要がありそうです
現状の問題点
現状、発注会社が大きな所と言う事もあり、上層部にこのイベントが通りづらいと言っていました
会社としてはやらないと利益にならないし、やりたいけど世間から叩かれたくない
簡単に判断しろと言う方が無理だと思います
3月のプロレスの件や山形の帰省者、ナイナイの岡村さんの発言、いくらでも粗を探して叩くことが出来ます
誰でも今やる事にビビっているのでしょう
今は何をやっても無理そうですし
誰でも先陣切るのが怖いのでしょう
日本人らしい感じがありますが、誰か先にやってくれ感が出ている気がします
これで感染者でも出れば会社名に泥が塗られますし、危ない綱ですからね
二度とイベントが出来ない可能性もあります
大きな会社であればそりゃそうです
あとはリハでの環境作りも重要になります
マスクや消毒、距離も含めて大変になりそうです
これから打ち合わせで詰めていきますが、それも人数に制限があるかもしれません
どれだけ準備、対策できるかが重要です
これから
まだハッキリと言えませんが、このようなスタイルが増えていくかと思います
配信の環境が整っていればどんどんできるかもしれませんが、全員が全員できるわけではありませんし、場所は必要です
世間体や問題にどう対処するかが重要になると思います
やる事自体どうなの?って受け止められるかもしれませんが、その業界にも仕事をしないと生活は出来ませんし、保障もままならない状況ですし、いつまでもやらないと維持費ばかりかかります
飲食店や学校、会社もそうです
ジャンルの違いだけだと思います
すこしづつでも現状が良くなればと思います
つらつらと書いて、まとまっている気がしませんが
また更新できれば
それでは、また