bobup vol.1
2011/8/3
bobup vol.1
MONICA URANGLASS PUXA VIDA!! TOUR 2011
@Hiroshima 4.14
OPEN/START 18:30/19:00
TICKET ¥2300-
MONICA URANGULASS/Sawagi/Paraele Stripes/
jailbird Y/BLANK DESTINATION/ハーバナーin
記念すべき第一回。
いきなり動員100人超えを記録。
この対バンは本当に奇跡でした。
色々なバンドの男気に震えた夜。
打ち上げが大変でした。
記念すべき初回のbobup
本当に右も左もわからなくて、
色んな人に手助けをしていただきました。
自分たちが広島で見たいバンドを
リストアップして、
たどり着いたのがMONICA URANGULASS
友人の勧めで、MINAMI WHEELで始めてみてとてもハマってしまったバンド
このときは、イベントの日程をガッチリと
決めずに、ざっくりとした時期をバンド側に
提案して日程を決めていました。
その中で、ツアー日程と合致しMONICA URANGULASSのツアー
広島公演として開催が決まりました。
MONICA URANGULASSのツアーを
担当したことによって
bobupの動きだったり、進んでいく道が
決まっていくことになります。
その一つが
MONICA URANGULASSがactwiseという
レーベル所属だったこと。
このレーベル名でピンとくる人も
多いでしょう。
現在、MONICA URANGULASSの他に、
VOLA&THE ORIENTALMASCHINE
夜の本気ダンス
0.8秒と衝撃。
deronderonderon
BALLOND'OR
が所属するレーベルです。
そのレーベルを主宰するのが、
ゴンザレス吉田氏。
BALLOND'OR以外出演してもらっています。
右も左も分からない
ましてや、どんな人物かもわからない私を
信用していただき、大切なリリースツアーを
任せてくれたこと。
ギャランティの仕組みもよくわかっていなくて
直接質問をした時も
「お金ではなく、広島に呼んでくれたことが
嬉しいので大丈夫です」と、
返答をいただきました。
(もちろん当日ギャランティはちゃんと支払いましたよ!)
その時に、
「個人イベントはビジネスではなく、熱意の方が大切」と思いました。
もちろんギャランティも大切です。
それでも、
なんでこのバンドを呼びたいのか
なんでイベントをしているのか
イベントを通じてどんなビジョンを描いているのか
バンドの出演を決める上で、なにより
大切な事だと教えていただいた気がします。
初めて出会ったマネージャーが
吉田さんで本当に良かったと思います。
MONICA URANGLASSのツアーとして
イベント開催が無事に決まり
対バンをどうするかという話になります。
基本的には広島のバンドは自前でオファー
その他ゲストバンドは、話を出し合いながら
決めていきます。
vol.1ではこちらからSawagiをリクエスト
広島のバンドも手助けをしていただき
決まっていきました。
この時点で出演バンドは4バンド
こんなものかなと思っている矢先に
Paraele Stripesから逆オファー
MONICA URANGLASSのツアー
福岡公演と宮崎公演に出演予定で
どうせ出るなら広島も行きたいという事で
断る理由もなく即決。
最後にハーバーナーinも決まり
計6バンドでの開催になりました。
イベント当日のことは
あまりよく覚えていないです。笑
ただ、人がめちゃくちゃいたなーという
記憶があります。
なんかフワフワしてたかな。
それまで、お客さんとしてライブに行っていた
立場から、ライブを制作、提供する側になった事。
この場は、誰か他の人が作ったものではなくて
自分が作り上げたものという事実に慣れてませんでした。
蓋を開けてみれば最終動員数が107人
夏休み期間であるものの
初開催で広島という土地
そして平日で100人オーバーの動員は
出来過ぎなくらいいい結果でした。
そして、打ち上げ、潰れました。
文字通りクズと化しました。
パラエルとSawagiに潰されました。
お酒のイッキ飲みでは飽き足らず
フードでもイッキが横行して、まさにカオス。
焼き魚のイッキとか初めてみた。
というか、それ以来見たことがない笑
Sawagiのニコさんと、パラエルのリュウジン
バンドマンってヤバイなーと思いながら
潰れていきました。
翌日、宿泊ホテルに
MONICA URANGLASSとSawagiをお見送り
パラエルは確か先に帰っていた。
自分はめちゃくちゃ不安だった。
ちゃんとツアー開催の責任は果たせたのだろうか。
クソイベントだった2度と出ないって思われて無いだろうか。
めちゃくちゃ不安だった。
MONICA URANGLASSとSawagiから
それぞれTシャツを頂き、感謝と労いの言葉も
頂いた。
その瞬間になんとも言えない高揚感が湧き出た。
それはこれからbobupを続けていく自信を
得た瞬間、広島を背負っていく事を覚悟した
瞬間でもありました。
終
後記
ちょうど9年前!
9年前の23時はちょうど潰れていましたね!
何者でもなかった自分が何かになれた1日でした。
広島にバンドが来ない、ライブが盛り上がらない。
言うのは簡単でした。
でも、本当にその状況を変えたくて
裸一貫で一歩踏み出した。
23歳にしてその勇気を出せた事は
今でも自分の誇りです。
その一歩がなければ、この先のbobupは
なかったですから。
夢見たいなドラマみたいなbobupの
ストーリーが始まった瞬間です。
バンドマンと密になっていくなんて
想像してなかったな。