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文字夜話【第一夜】〜自己紹介

あらためましてこんばんは。服部ぼぶです。
文字を描くアーティストとして、東京近郊で活動しています。

僕が描くのは、一般的には「カリグラフィー」と呼ばれているジャンルの文字です。日本語にすると「西洋書道」。

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こういうやつ。
海外にも日本にもカリグラフィーアーティストがたくさんいて、ちょっとGoogleで検索するとその作品を沢山見ることができます。

僕も最初はアルファベットを書いていました。Youtubeを見ると世界中の人が描く文字を見ることができて、そらもう勉強になるんです。

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話は違いますが、このユニクロのノートは非常にインクの乗りが良くて書きやすかったなー。まだ売ってるのかなぁ。

アルファベットを描いてしばらくした頃、寄席文字と出会います。
寄席文字は、落語のめくりなどで使われる文字。
明治時代に橘右近という人が始めました。歌舞伎の勘亭流や相撲文字のような芸事で使われる文字の一つです。
寄席文字との出会いが僕の文字に対する認識を一変させました。

アルファベットのカリグラフィーでは、形を整えるためによく書き順を無視して書きます。文字の形も変化します。
僕は日本語ではそれはできないなぁと勝手に考えていました。学校で習った書き順や、習字の時間に習った文字の字形はけっこう根強く心のなかに残っていたんですね。
でも寄席文字の書き方を見ると、決められたスペースにみっちりと文字を収めるために、書き順や字形にとらわれないんですね。文字の形の方が重要なんです。これがけっこう衝撃的で

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この「化け物」の「物」とか「風呂敷」の「風」や「敷」とか、どうっすか

それで、日本語の文字を描こうと決めました。
で、今僕が描いている文字はこんなやつ

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ぎりぎり文字に見えるけども、すぐには読むことができない
読めると、もうそうとしか読めない
そんな作品を作っています。

ということで、こんな文字描きぼぶですが、よろしくおねがいします。

次回は「第二夜〜そもそもなんで文字だったのか」
の予定で〜す。

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ぼぶの作品と日々描いている落描き
https://instagram.com/bobhattori/

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