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生命科学的思考を手に入れる
こんばんは、澤田です。
今夜は、今まさに読んでいて、おすすめできる本を紹介させていただきます。
『ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考』
です。
こちらは、遺伝子解析の研究を推進し、正しい活用を広めることを目指すジーンクエストを起業した、高橋祥子さんの著書になります。
生命科学を、「個人」や「経営・ビジネス」に応用して、
高橋さんがこの書籍で伝えたいことは、「生命の原理や原則を客観的に理解した上で、それに抗うために主観的な意志を活かして行動できるということ」です。
そもそも思考というのは、生物学的には多くのエネルギーを消費する行為です。したがって、思考しなくてもよい環境であれば生物は極力思考しないことを無意識に選択します。
「ああ、なるほどな!」と感じました。
確かに「考える」行為そのものが確かに、エネルギー消費して疲れます。
「思考停止は良くない」と言われますが、思考停止はエネルギー効率を高める行為であり、生物として安易に責めることはできません。私たちが思考するためには、エネルギー効率を高めようとする生命の原則に意識的に抗う必要があります。これには大変な努力や覚悟が求められ、効率はよくありません。しかし、遺伝子に抗って思考するという非効率な行為こそが、人類にとって唯一の希望であると、私は考えています。
ただ、人類だけが持つ、「考えたり」「未来を想像したり」「目標を設定したり」する行為そのものが、要であり、これからの人類の希望であるというのは、私も同意見です。
考え、明るい未来をつくるために、行動していく。
その努力と覚悟を、たくさんの人が持ったら、より世界は変わっていくのかもしれません。
それでは。
感謝!