後光差す金沢 尾山神社の神門
処暑を迎えたとはいえ、金沢は依然、暑さが和らぐこともなく。
本来、処暑は厳しい暑さが峠を越え、朝夕には涼しい風が吹くとされますが、そんな気配もうかがえません。。
毎朝の通勤は、尾山神社の前を通って、Gold-Knot(ゴールド・ノット)の店舗・アトリエへ。
青空を背景に、ぽっかりと白く浮かび上がる神門
写真を撮影すると、不思議なことが。
加工していないのに、神門には後光がさしているように見えます。
青空をバックに、神門の後ろの部分だけ、ぽっかりと白く浮かび上がっています。
和漢洋の三様式を混用した建築様式で、ギヤマンがはめ込まれた金沢のシンボルの一つともいえる尾山神社の神門。
前田利家公まつる神社の近くに移転したご縁
金箔ジュエリー Gold-Knot が、店舗兼アトリエをこの尾山神社近くに移転したのは、昨年の1月です。
もともと初めて仕上げた金箔ジュエリーは、加賀藩の藩主・前田家ゆかりの、剣梅鉢をイメージした柄のネックレスとブローチでした。
金沢箔も、前田家の文化政策の下で、受け継がれてきた伝統工芸です。
伝統工芸の金沢箔を生かしたものづくりに励む
そんなこともあって、加賀藩の藩祖である前田利家公と正室おまつの方をまつる尾山神社のすぐ近くに移転することになったのも何かのご縁を感じずにはいられません。
利家公とおまつの方に見守られながら、日々感謝の気持ちで金箔を生かしたものづくりに励んでいます。