「緊急じゃないけど重要なこと」=「人生で必要なこと」
若ければ若いほど、健康って「緊急な問題」ではないですよね
でもそれを後回しにし続けた結果、、
今の高齢化社会の問題が起きている
そう感じます
「
緊急なこと」にみんな振り回されている
①「緊急で重要なこと」
・期限のある提出物
・クレーム対応
・子供の体調不良
でもこれ、自分の人生を豊かにするものだろうか?
②「緊急だけど重要じゃないこと」
・仕方なく付き合いで行く飲み会、お茶会
・ダラダラ定例会議
・不毛な長電話
これも相手に合わせてばかりで自分の心が疲弊しそう
③「緊急でも重要でもないこと」
・テレビをダラダラ観る
・YouTubeを目的もなくダラダラ観る
・スマホをなんとなくずーっといじってる
これ、ある意味、緊急からやっと解放された大事な時間
このときって幸せですよね
でも終わってみると「無駄な時間過ごしたかも」って思うことも
④「緊急じゃないけど重要なこと」
・健康維持のための食生活
・ウォーキングなどの運動
・読書や自己投資
これが今と未来の自分にとって最も充実するための重要な時間
でもつい後回しにしてしまう
わかってるけど、そっちにかけるお金も時間もないんだ
「健康とか自己投資とか、それが大事ってことは言われなくても知っている
でもそんなのに回してる時間もお金もないんだ!」
以前の僕はそう思っていました
身近な人からも同じようなこと言われた覚えもあります
でも今介護の仕事をしていて、
「緊急じゃないけど重要なことを後回しにしてきた人たちが介護を受けている」そういう方の割合が多いなと感じるんです
バリバリ働いてきた世代の方達
そのおかげで今の便利な社会がある
感謝しかありません
でも仕事が全て優先で、食や健康は二の次、三の次です
溜まったストレスを付き合いの飲み会で発散して暴飲暴食
「重要でないこと」に費やしてきた
健康、食、家族との時間を置き去りにしてきた
気づいたときには・・
「健康なカラダ、健康な心」が保てなくなった
「家族や人との繋がり」が希薄になった
そんな状況の方もいるのではないでしょうか?
介護サービスは「緊急なこと」?「重要なこと」?
さて、ヘルパーさんやデイサービスって上の4つでどれでしょう?
これはきっと答えはなく人それぞれだと思います
でも「緊急なこと」として家族から依頼されることも多いなと感じます
ただ本人にとって「重要ではないこと」と捉えられていることも・・
「家族が言うから仕方なく」とデイサービスを利用した方はいづれ、
家族にとって「緊急じゃないけど重要なこと」と利用継続を希望される
本人にとって「緊急でも重要でもないこと」になっている場合もあるかも
だらだらデイサービスになってしまうと本来の意味がなくなってしまう
こういうケースって実は多いのかも・・
緊急性を減らして、重要性を上げる工夫
「緊急なこと」ってみんな意外と得意なんです
ずっとそれをやってきたから
でもそればかりやっていると
「自分より相手を優先」=「自分は大事ではない」
と潜在意識に刷り込むことになる
「緊急じゃないこと」って、自分を大事にすることばかり
「相手より自分を優先」=「自分を大事にしている」
と潜在意識に働きかけることになる
なるべく緊急なことより、緊急じゃないことの割合を増やすと良い
「重要じゃないこと」のだらだらデイサービスはどうすれば?
「目標・目的」をいかに持つかで「重要度」が上がるはずです
だからこそケアプランで目標を明確にすることが大事なんです
「この半年間デイサービスに行くことで〇〇をできるようになろう」
「趣味活動で〇〇に出品できるようになろう」
「字を書く練習をして手紙が書けるようになろう」
などその人なりの目的ができるとデイの重要度が変わり
「緊急ではないけど重要なこと」を増やしたい
そうすると、
「緊急で振り回されてきた人生」から
「自分で舵取りしている人生」に潜在意識に変わってくるはずです
それを高齢者になってからではなく
「いま」からその習慣をつけていくことが大切ですね
「いまが一番若いとき」みんなそうですよね
「緊急ではないけど重要なこと」を見つけて
それを予定化していきましょう☆