サッカーがこの街にできること。
新型コロナウイルスの影響でJリーグも3月いっぱいの公式戦開催延期を決定しました。
再開目処は早くて4月に持ち越し、多くのJリーグファンの週末の楽しみがなくなってしまった。
過去、災害などライフラインが途絶え未曾有の非常事態となった時、スポーツの持つ力が人々に元気を与えてきた。
復興支援活動で現地に赴いたり、子どもたちへサッカー教室を開いたり、夢先生のような講和、チャリティマッチなど人と人とのふれ合いや、同じ空間を集団で共有することで感動を与え、日本の活力を取り戻すことに貢献してきた。
今回の新型コロナウイルスでのイベント等の自粛に関しては、そういった直接的な何かが解決策にはなり得ない中で、Jリーグの無い週末を嘆き、外出も憚られる、ただただ収束を待つのみという悲壮感が日本全体を包んでいる気がする。
そんな中で社会問題になるのは、そのなんとなくの悲壮感だけでなく、自粛の要請を受けて精神的なストレスや、経済活動にも影響が出てきている。
臨時休校で卒業式が行えない子供たちや、飲食店や旅館などで団体客のキャンセルも相次いでいる。
街に人が出ないことによって、商店街から人が消える。飲食店などもガラガラで売り上げにも大打撃、経済活動が止まってしまっている。
そんな中で、僕らサッカークラブは自分たちの財政基盤の確保もだけど、社会のハブとして2つのことを考える必要がある。
ファン・サポーター、人々への楽しみの提供
ステークホルダー、地域社会・経済への貢献
何ができるのか?何をしたら良いのか?
答えがない、直接的な接触や集団で集まることを奨励できない中でも何かしらアクションを起こす必要があるので、状況を整理して考え、やれることを見つけていこうと思う。(この考える時間が取れることはむしろプラスに捉える)
いま、起きている課題
1、週末の楽しみがなくなってしまった人多数
2、外出の自粛要請に応じて街から人が消える
3、景況感が落ち込む(製造業・小売りへの打撃)
とはいえ実際は
とはいえ、週末にカフェに行くと意外と席が埋まっていて、普段よりは減っているとはいえそこそこ人がいる。ましてや平日のショッピングモールは子供を連れたファミリーが結構多い。
飲食店の人と話していても、団体客のキャンセルは多いけど、客足はそこまで減ってないという人もいる。(とはいえ、ホワイトデーで予約したかったレストランは団体の貸し切りで予約できなかったw)
となると、対象になる事象は
①イベントなどの自粛でやることがなくなる
②団体での集まりが無くなる傾向にある
③風評被害などでリアルに人が減ってる場所がある
なのかなーと。
解決すべきこと
1、枯渇感(やることが無い)を満たすこと
2、お一人さまでも店に行くこと・お金を使うこと。
3、正しい理解と終息後の回復に備えて色々と仕込んでおくこと。
届ける手段
情報を届ける手段は現時点では人を介さず、すぐにできるオンラインでの発信が中心になると思う。
やること
コンテンツを生み出す
人を動かす、お金を使うきっかけづくり
と、当たり前のことを並べてみたけどこの整理した中からクラブができることは何か、それをいくつか形にしていきたい。
選手に関する情報など、チーム関連のコンテンツを配信するクラブは多い。
各クラブ実施しているインスタライブ配信。
選手からもテクニック動画を発信。
トレーニングマッチのライブ配信も。
「選手」の様子、「サッカー」というコンテンツで情報を届けているけど、限界がある。これはファン・サポーターにクラブから「提供する」もの。
もうひとつ大切なことは、ファン・サポーターが動けるようなきっかけを与えることかなと思う。
そしてそれがクラブを介して社会的に意義のあること、地域とのコミュニケーションに繋がるようなものという視点で考えて、ファン・サポーターが「動くきっかけになる」ことが理想。
①商店街や店舗のPRに一役買うこと
②地域と連携した取り組みで街を元気に
例えば、、、というのはみんなで考えているので、少しずつだけどこれからアウトプットしていきます。
よろしくお願いします🙇♂️