[グルームヘイヴン] モンスターの行動
行動順位に応じて、モンスターの手番を行います。
● 能力カードに記載された行動を上から順に行います。カードに記載がない限り、移動や攻撃を行いません。
● 移動先や攻撃先は、行動の優先順位によって決定されます。詳細は以下を参照してください。
● モンスターの行動をルールによって確定させることができない場合、その選択肢からプレイヤーが協議して行動を決定します。
【1. モンスターの狙い】
● 能力カードのアクションを実行する前に、各モンスターは特定の敵を以下の優先順位で「狙い」ます。
●(無限に移動できるとして)移動後に攻撃できるコマがいない場合、移動しません。(全員が不可視状態の場合など)
1) (無限に移動できると想定して)攻撃可能なへクスまでの移動が最小になる敵
・能力カードに「攻撃」がない場合、近接攻撃を行と想定
2) 現在位置からの距離が一番近い敵
3) 行動順位が最も早い敵
・召喚獣は召喚者よりも行動順位は早い
・大休息を選択したキャラクターは行動順位最も遅くなる
【2. モンスターの移動】
● 移動の後に攻撃が指定されている場合、狙いに対して攻撃の効率が「最大化」するように、以下の優先順位で移動します。
● 移動の後に攻撃の指定がない場合、狙いに向かってなるべく近づくように(近接攻撃を行うと仮定して)移動します。
1) 狙いに対して不利にならないへクス
・近接攻撃の場合、隣接したへクス
・遠距離攻撃の場合、隣接していないへクス
2) 複数を標的とする場合、なるべく多くの敵を標的とできるへクス
3) [2]の標的の数を最大化する組み合わせが複数ある場合、【狙い】のルールにしたがって優先順位(現在位置からの移動へクス数、最も近いコマ、移動順位の順で優先)をつけ、その優先順位がより高いコマが攻撃に含まれるへクス
4) [3]の優先順位が高いコマに対して不利にならないへクス
5) 移動へクス数が最も少ないへクス
・遠距離攻撃をする場合は、狙いの敵から遠くなるように移動することもあります。
・追加の標的の数を増やすことよりも、狙いに対して不利にならないことを優先します。
・攻撃の射程内に収めることができない場合も、可能な限り近づくように移動します。
・「攻撃」以外の能力が記載されている場合でも、上記のルールに従って、その能力を「最大化」して使用します。
【3. モンスターの攻撃】
・自身の狙った敵を「攻撃」します。射程の記載がない場合、データシートの射程を参照します。
・複数の攻撃ができるのなら、【狙い】のルールに従って(すでに攻撃したコマ以外の)別の敵を狙います。
・キャラクターの攻撃と同様、攻撃修正カードを引いて適用します。
【その他の能力】
● 治癒
・キャラクターの治癒と同様に機能します。
・そのモンスター自身もしくは射程内のうち最も多くHPを失っている仲間を治癒します。
● 召喚
・マップ上に新たなモンスターを配置します。通常のモンスターと同様に行動します。
・召喚するへクスは、召喚者に隣接し最も近い的に最も近い空きへクスになります。
・隣接する空きへクスがないか、モンスターコマがない場合、召喚は失敗します。
・召喚モンスターはそのラウンドでは行動せず、倒されても旧貨幣トークンを落としません。
・召喚モンスターは、召喚者が倒されても消滅しません。
● ボーナス能力
・能力カードのボーナス(装甲や反撃)は、その手番のアクションで起動し、ランド終了時に効果がなくなります。
● 略取
・モンスターは手番終了時の自動略取を行いません。
・略取を行なった場合は、射程内の全旧貨幣トークンを略取します。宝箱は略取されません。この旧貨幣トークンは失われ、そのモンスターを倒したとしても再び落とすことはありません。
● 反撃
・モンスター能力カードおよびデータシート上の両方に反撃能力がある場合、それらを合算して1つの能力とみなします。
【ボスモンスター】
● ボスモンスターは通常や上級モンスターとしてみなしません。
● 特殊アクションの詳細はシナリオ冊子に説明があります。
● ボスのデータは、キャラクター数に応じて変化します。「C」はキャラクター数に置き換えて計算します。
● ボスは特定の負の状態への完全耐性があります。詳細はデータシートで確認できます。
● 呪いの完全耐性がある場合、呪いカード自体の効果は受けますが、呪いカードは山に加えません。
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