【基本情報】
プレイ人数:2-4人
プレイ時間:20分
対象年齢:6歳〜
発売時期:2016年
テーマ:ペンギン×おはじき
メカニクス:アクション
ゲームデザイナー:ブライアン・ゴメス(Brian Gomez)
【ゲームの概要】
ペンギンコマを指で弾いて、プレイヤー1人が操る風紀委員から逃げながら、教室のドアにぶら下がった魚を集めることを目指します。
いずれかのプレイヤーが全ての魚を集めるか、風紀員が全員を捕まえると、ラウンドが終了し得点を獲得します。
【ゲームの準備】
ボックス
・5つのボックスを各ドアの下の色を合わせて組み合わせます。
・「白い魚トークン」4個を白いアイコンの箇所に挟み、ボックスを固定します。
プレイヤー
・各プレイヤーは色を選び、その色の次のものを受け取ります。
□ ペンギンコマ
□ プレイヤーカード
□ 学生証カード
□ 魚トークン3個
魚カード
・全てをシャッフルし、裏向きの山札とします。
スタートプレイヤー
・最も最近ペンギンを見たプレイヤーが最初に風紀委員となります。
準備運動
・各プレイヤーはボックス1の赤い点にペンギンコマを置きます。
・ペンギンコマをはじき、学校を1周させます。
・その後、次のプレイヤーが準備運動をします。
《テクニック》
・まっすぐ移動させる:中心をまっすぐはじきます。
・曲がらせる:曲げたい側をはじきます。
・ジャンプさせる:頭の一番上のをはじきます。これで壁を飛び越えることも可能です。
【ゲームの流れ】
・ゲームはプレイ人数と同じ数のラウンドをプレイします。
・各ラウンドでは1人のプレイヤーが風紀委員となり、他プレイヤーが生徒になります。
・ラウンドは次の3つのフェイズを順番に行います。
1.ラウンドの準備
2.ラウンド進行
3.ラウンド終了
・最後のラウンドが終わると、ゲームは終了し、得点計算を行います。
1.ラウンドの準備
・各生徒は、自分の魚トークンを魚アイコンがある3つのドアの上に1つずつ挟みます。
・風紀委員は、ボックス2の赤枠の中の好きな場所にコマを置きます。
2.ラウンド進行
・風紀委員の左隣のプレイヤーから時計回りで順番に手番を行います。
・自分の手番では、自分んおペンギンコマを1回だけはじいて移動せることができます。
・ラウンドの開始時はボックスにコマがないため、ボックス1の赤い点の上に置き、はじきます。
・赤い点から移動していないか戻ってきてしまった場合は、赤い点から離れるまではじきます。
《ペンギンがドアを通過した場合》
・ドアに自分の色の魚トークンがある場合、その魚トークンを取り、魚カードの山札の1番上のカードを引きます。
・内容を確認したら、裏向きにして自分のプレイヤーカードの下に置きます。
・ドアは完全に通過する必要があります。ドアの真下で止まった場合、ドアの真下にいた場合、壁を超えた場合などは魚を獲得できません。
《ドアに引っかかった場合》
・ドアを通過していないため、魚トークンを獲得することはできません。次の手番でドアを通過したとしても獲得できません。
・ドアを真上から見て、ペンギンが見えている方向の赤ライン上に移動させることもできます。
《アイススケート》
・数字が1の魚カードを2枚持っている場合、自分の手番終わりにその2枚を表向きにして公開することで、もう一度手番を行うことができます。
・表向きにしたカードは失わず、得点計算で使用します。
《風紀委員コマと接触した場合》
・風紀委員の手番でも生徒の手番でも、風紀委員コマにぶつかった生徒は学生書カードを取られます。
・学生証カードを取られても、手番を続けることができます。
《赤ライン》
・ペンギンが壁に近づきすぎていたり、ドアに引っかかっている場合、ペンギンコマを移動させることができます。
・現在の位置から最も近い赤いライン上に移動させます。
《他プレイヤーの手番》
・他プレイヤーの手番であっても、コマ同士がぶつかることによって、ドアを通過したら魚トークンを獲得し、風紀委員に接触したら学生証を取り上げられます。
《ボックス外への飛び出し》
・手番プレイヤーのコマがボックス外に出てしまった場合、コマは元の位置に戻し、手番が終了となります。「アイススケート」で追加手番を行うことは可能です。
・手番プレイヤー以外のコマがボックス外に出た場合は、元の位置に戻します。手番終了などのペナルティはありません。
3.ラウンド終了
・いずれかの生徒が自分の魚トークン3つを全て集めた場合、もしくは、風紀委員が全てのプレイヤーから学生書を集めた場合、ラウンドは終了します。
・風紀委員から順番に魚カードを獲得します。
風紀委員:自分のものも含めて、持っている学生証カード1枚につき魚カード1枚を引きます。
生徒:学生証が取られていない場合、魚カード1枚を引きます。
・最後のラウンドではない場合、次のラウンドの準備を行います。
《次のラウンドの準備》
・自分の学生証カードと魚トークンを受け取ります。
・現在の風紀委員の左隣のプレイヤーが、新しい風紀委員となります。
・「ラウンドの準備」から次のラウンドを開始します。
【ゲームの終了と勝者】
ゲーム終了
・プレイヤー人数と同じ数のラウンドが終わると、ゲームは終了します。
・各プレイヤーは獲得したポイントを合計します。
ゲームの勝者
・魚カードの得点を合計します。表向きにしたカードの点数も獲得します。
・最も得点が高いプレイヤーが勝者となります。
・同点の場合、その中で最もカードの枚数が多いプレイヤーが勝者です。
・それも同数の場合、その全員が勝者となります。