#07 手術
2023年10月10日、入院2日目。
緊急入院だったので、充電器がなくスマホの充電が切れそう。
午前中はできるだけスマホを触らなかった。
(というより痛くて触れなかったっぽい)
充電器を含め、着替えなどの荷物を届けてもらいスマホ復活。
石を出しやすくする点滴と尿道カテーテルを挿入。
わざわざトイレに行ってからおしっこするほど、はじめは抵抗感があった。
しばらく経つと、尿意すらなく袋へ直行。
慣れってすごい。
①筋肉注射 or 点滴の痛み止め
↓
②効くまで痛くてのたうち回る
↓
③効いてくると眠くなる
↓
④寝る
(痛がるのにも気力と体力を使うから、
せっかく痛み止めが効いても疲弊しきっているため爆睡)
↓
⑤痛み止めが切れるとまた痛くなるので目が覚める
↓
⑥いっそのこと気絶してしまいたいぐらい痛い
(荒い息をしながら痛い痛いって呻く)
↓
⑦痛み止めの催促でナースコール
↓
①に戻る
を3セット繰り返す。
タイミング悪く、痛みで苦しんでいる時(おそらく②か⑥)に昼食の時間。
痛み止めが効いてから、2〜3口しか食べられず。
このまま点滴と筋肉注射の痛み止めを続けたら、
麻薬みたいになるし胎児にも悪いかもしれないらしい。
背中の神経から直接痛み止めを入れられるよう、
管を埋め込む手術(硬膜外麻酔)をした。
手術室は想像よりかなり広く、真ん中にポツンと手術台。
オペ中は背中に何かを埋め込んでいる感がして、もはや工事だった。
幸い痛み止めが効いて腹痛がなく、手術自体もこわくなかったので、
(要するに暇だったので)目の前で私の体が横向きになるよう支えていた
看護師にあれこれ話しかける面倒な患者。
背中側にいた、ベテラン麻酔科医が根こそぎ答える。
あ、私が話しかけたのは看護師なんですけど。笑
オペ後に病室に戻り、安静にしてねと心電図がつけられる。
ちょっと起き上がって水飲んだだけで心拍数が90を超えて
心電図がピピピピって鳴るからなんだか気まずい。
背中に管を通して、管の先にはボトルに入った液体の痛み止めがある。
痛み止め付近にボタンがあり、ボタンを押したら痛み止めが投入できる装置を手に入れた。
一回押したらロックがかかり、1時間経過しないともう一回押せない。
効き目は3時間半ぐらい、痛くなりそうになったら自分で押してねと言われる。
結構効いていたので4時間半後に押したら、押すのが遅かったようで
また筋肉注射&点滴コース。
…油断していた。
背中に管を通した&尿道カテーテルが挿入されているため、シャワーができず。
2日前からお風呂に入っていない。
ちなみに3日前にヘアカラーしたため、髪はその時から洗っていない。
きっちゃね。