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2024-25シーズンの横浜ビーコルセアーズが面白そうなのでワーワー言っていく【ワイ氏のキャッキャ】


○昨シーズンと全然違うバスケで草

今シーズンの横浜は、昨シーズンと全然違うシステムでバスケをしている。Bリーグの歴史の中でもこれだけ変わるのは珍しく、想像を超えてきておもろいので紹介していく。

・スターシステムを窓から投げ捨てた横浜BC

昨シーズンと今シーズンで横浜には大きく違う点がある。

そう、河村がいないことだ。

昨シーズンの横浜は、チームのベストプレイヤーの河村がボールをコントロールしてチームで一番シュートを放つ「一番上手いやつが最初から最後までボールに触るのが強いやろシステム」だった。ドリブルドライブモーションオフェンスに似た、ボールマンの河村を活かすことに注力したシステムだった。

それが今シーズンは、「チーム全体でボールと人を動かしてズレを作るシステム」に変えてきた。バックカットとオフボールスクリーンを多用してチーム全員でチャンスを作っていく形になっている。

平たく言えば、「スターパワーを強調するシステム」から「チームでボールをシェアするシステム」に変わっている。

誤解してほしくないのが、この変更は「スターがいないからこれしか方法がない」という苦肉の策ではない。オフシーズンに優れたハンドラーのキーファを獲得したし、Bリーグでも上位外国籍と目されるNBLファーストチームのゲイリーも獲得した。河村が去った今シーズンも従来のスターシステムを踏襲して戦えた説はある。


・注目選手

【キング】
キングは今シーズンのシステムにむちゃくちゃフィットしている選手だ。バックカットの上手さ、ボールを貰った直後のドライブの鋭さ、アーリーオフェンス時の突破力とチームに必要な武器がそろってる。今シーズンのキーマンかもしれない。

【松崎】
システムに合っているかはまだ判断できていないが、プレシーズンでスリーやカッティングがよく決まり、バチコリ活躍している。ハイポストへフラッシュして逆サイドのバックカットへアシストを出すなど、高いバスケIQが求められるプレイも見せていた。
盟友河村が去った後に覚醒する展開が熱いので注目している。

【杉浦】
これまではシューターとして重用されていたが、今シーズンはポストアップからのチャンスメイカー(後述)としての役割もあるかもしれない。新境地を拓けるか。


【余談】ゲイリーとコッツァーのキャラが思ってたのと違くておもろい

これは、ワイ氏が思い込んでいたことなんだが、ゲイリーが「オラオラァ!!」系で、コッツァーが「自分、職人です」系だと思っていた。

でも試合見たら、コッツァーがオラオラしてて、ゲイリーが割と控えめでワロタ。

コッツァーは根っこの部分がロールプレイヤーじゃないわ。魂がエースだわこの人。「ワイがやる!!」感すごい。スペースができた時は、ハンドオフキャンセルしてドライブめっちゃする。

ゲイリーは、正直、どんなプレイヤーなのかまだ分かっていない。
性格はわからんが、能力はオラオラしてる。身体能力高くてクローズアウトシチュエーションからの1ON1がとんでもなく強い。

ゲイリーは底が知れない感じがしておもろいわ。スーパーサイヤ人になる前のブロリー感ある。

なお、スーパーサイヤ人になる前でも、いつの間にか20点取っている模様。


○頻出アクション紹介

ちょっと専門用語多めでワーワー言っていくが、ぶっちゃけ理解しなくていい。チームが目指していると思われる「人とボールを動かす」「速い展開」というコンセプトを雰囲気で感じられればOKだ!

*注意*
パースワイルドキャッツ戦と大阪戦で、使っている戦術がかなり違う。ワイ氏的にはパースワイルドキャッツ戦の戦術が今シーズンの横浜がやりたいバスケで、大阪戦は別のテーマを持って試していたのだと解釈している。
本記事では、主にパース戦のプレイを紹介していく(大阪戦の映像が無いというのもある)。

【バックカット】

今シーズンの横浜は、「バックカット」がバグレベルに多い。
クリエイト局面においてバックカットは、通常、ボールを貰えない時の裏の選択肢として使われることが多い。しかし横浜は、ファーストオプションかと思うくらいバックカットを狙ってくる。

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