VS千葉J対策!!千葉Jを止めるために覚える必要がある頻出アクションを紹介していく【ワイ氏のデュクシ】
○千葉Jのオフェンス成分
この前書いた横浜戦の記事で、千葉のオフェンス成分は、体感で、
フレックスオフェンス:セット:スターパワーの割合が5:2:1って書いた気がするんだが、スマン。それは横浜戦4Qだけだった(西村がむちゃくちゃフレックス使ってくる)。
1~3Qは、スターパワーが半分以上を占めていた。基本的にスターパワーで殴ってくるチームだと思っていい。8月頃に想像していた「キレイな千葉ジェッツ」は”幻想”だった。
ただし、横浜を突き離したのはフレックスオフェンスを多用した4Qだったので、やはりフレックスオフェンスは脅威だ。
本記事では、脅威となる「スターパワー」「フレックス」「セット」を紹介していく。
○スターパワー
「これ紹介する必要があるぅ?」と思うかもしれんがスマン。聞いてくれ。
これっす・・・速攻崩れから押し付けてくるスターパワーを止めないとキツいっす・・・。「千葉ジェッツ対策の朝は、ボールプッシュを止めることから始まる」と言ってもいいかもしれない。
・【頻出】ボールプッシュの流れからの1ON1、2ON2
こーれ多い!!
「速攻」とまではいかないけど、トランジションからのスターパワー解放が多い!スペースさえあれば、とりあえず”やってくる”。
そして、シンプルに強い。
21:26~ ホグがプッシュの勢いのまま1ON1
21:49~ ボール運びの流れから、親の顔より見たトガムニのドラッグスクリーンピックアンドロール
・ナビ、ホグのポストアップ
1:21:50~ ナビとホグは、ミスマッチを見つけたらむちゃくちゃポストアップしてくる。トランジションでナビが走ってミスマッチが生まれた場面↓
☆簡易対策
千葉は「スペース」か「ミスマッチ」があれば獰猛に仕掛けてくるので、これらが発生しないようにすればマシになる。なお、SGナビに対してミスマッチにならないチームは無い模様
○キレイなフレックスオフェンス
フレックスオフェンスとは、ドリブルを使わずにオフボールでのスクリーンの連続でチャンスを作るシステムだ。引っ掛かれば、ゴール下かウィングのオープンが作れる。チーム全体でオフェンスを作るので特定のスターに頼らなくても良いことと、サイドを変えて何回でも連続で繰り出せるのが強い。
フレックスオフェンスを知りたい人は「バスケの大学」さんの説明がわかりやすいと思う。
・フレックス2回目→ドライブ
2回目のフレックスの動きでクローズアウトをしっかり作って、ハラがドライブで抜いていく場面↓
・フレックス2回目→インサイド
13:40~ ハラのバックスクリーン(ゴールにダイブさせる方向のスクリーン)により、ナビがゴール下でオープンになってボールを受ける場面↓
☆簡易対策
無い。
「動きが決まってるなら対応が簡単じゃん」って思うじゃん。
そこで、先回りしてくる相手に刺さるカウンターを千葉Jは用意しているのだ。ここから先はジャンケンになる。
ただし、千葉の動きを知らないとジャンケンにすらならないので、そこは最低限必要。
○フレックス対策に対するカウンター
・【頻出】バックスクリーン→リジェクト→スリー
23:15~ 画面奥の富樫のインサイドへのダイブを警戒したディフェンスに対するカウンターアクション。富樫がバックスクリーンを使わず(リジェクト)にウィングまで上がってスリー。
富樫がコーナーにいる時は、インサイドに侵入されることよりも、スリーを打たれることを警戒した方がいい説ある。
・【頻出】フレックス2回目→バックスクリーン→リジェクト→スリー
同じプレイだが、フレックス2回目にリジェクトしてくるパターン。
1:34:40~ 金近によるバックスクリーンをホグが使わず(リジェクト)にクリスのピンダウンスクリーン(ベースラインに向かってセットするスクリーン)を使ってスリー↓
フレックスオフェンスの2回目は「予定調和」を崩すパターンがバケモン程に多く、その中でもバックスクリーン→リジェクトの流れはむちゃくちゃ多い。
フレックスオフェンスが2回目に突入したら、ライブの時のキムタクくらい原曲を崩してくるから警戒していけ。
・ピンダウンスクリーン→リジェクト→ゴール下
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