WTNBの千葉J加入で「つまんな」と漏らすお前らに過去のズコーしたスーパーチームを紹介していく【ワイ氏の昔話】
○まだ慌てる時間じゃない
悲嘆に暮れるお前ら、希望を捨てるな。
バスケはスター選手を揃えれば優勝できるわけじゃない。
そ う い う ゲ ー ム じ ゃ ね え か ら こ れ ! !
この記事では、スター選手を揃えたけど「えぇ・・・」という悲しみを背負う結果に終わってしまった過去のスーパーチームを紹介していく。
○ズコーだったスーパーチーム
*心なしかレイカーズが多い気がしますが、私は別にレイカーズに特別な感情を持っているわけではありません。(訳:LALはGSWと同じくらい嫌いです。レブロンと八村は好きです)
・2003-04 ロサンゼルスレイカーズ(グレイテスト4)
主なスター選手:コービー、シャック、ペイトン、マローン
結果:FINAL敗退
敗因:ペイトンの怪我、シャックのチームだったのにコービーが台頭してきてバランスが崩れる、ピストンズの対策が完璧すぎた
これはめちゃくちゃ衝撃的だった。
コービー&シャックという元々反則的なコンビがいたレイカーズにカール・マローンとゲイリーペイトンという二人のスター選手が加入したのだ!
今のBリーグで例えると、「富樫&ナビがいる今の千葉Jに、さらに安藤周人とハレルソンが加入するくらい」の戦力だった。
でも、この年のレイカーズはNBAファイナルでデトロイトピストンズに敗れた。
ピストンズは、これまで手が付けられなかったシャックを「かなりマシ」程度まで抑えて、コービーが一人相撲を取るように仕向けた戦略がハマってレイカーズをフルボッコ(4-1)にした。
「2位じゃダメなんですか!?」って思う人もいるかもしれんが、圧倒的優勝が求められるほどに、コービー、シャック、マローン、ペイトンは反則級の戦力だった。
・2010-11 マイアミ・ヒート(スリーキングス)
主なスター選手:レブロン、ウェイド、ボッシュ
結果:FINAL敗退
敗因:ロスターバランス悪すぎ、レブロンとウェイドの相性良くない、リバウンド弱すぎ、FINALでのレブロンの不調
これも衝撃的だった。
当時NBAのNo.1プレイヤーだったレブロンとTOP5に入るウェイド、オールスター選手のボッシュがマイアミ・ヒートに集結したのだ。
今の日本で例えると、「八村、富樫、ナビが千葉ジェッツに集結したんだけど、外国籍選手はクリストファー・スミス一人だけで帰化選手はアイラ・ブラウン」くらいの戦力だ。
そう、ビッグ3(スリーキングスと呼ばれる)にお金をかけすぎて他のポジションは「ままままま」状態だったのだ。
しかも、ビッグ3のポジションがSG、SF、PFと体格的にも役割的にも近いという微妙な組み合わせだった。
結果、このチームはFINALでマーベリックスに敗れる。理由はいろいろあるが、そもそもレギュラーシーズンから強くなかった。少なくとも圧倒的ではなかった。
原因としては、レブロン&ウェイドの相性が良くなかった。ボールを持ってエースムーブすることが得意な二人(しかもプレイエリアもモロ被りでウェイドはスリーが苦手)が揃っても1+1が1.8くらいにしかなってなかった。1/2だぞ!1/2!!
あとインサイドの伸びしろがすごかった。インサイドにボールを入れられたら負けるからバックコートで勝負を決めるプレッシャーディフェンスでなんとかするしかなかった。スターパワーゴリ押しでスティールからの派手な速攻が連発したが、それは戦術としては脆弱性を孕むもので、安定とは程遠かった。
ヒートは次の年とそのまた次の年に優勝することになるが、「あの戦力でこれ!?」と思わされるような不安定さは拭えなかった(リバウンドがリーグ最下位レベルの弱さだったのも一因)。プレイオフで普通にINDやBOSに追い詰められていた。
”スリーキングス”ヒートは成功と捉える人もいるかもしれんが、レブロンファンのワイ氏的にはズコー感がすごかった。
・2012-13 ロサンゼルスレイカーズ(プレミアム4)
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