mindfulness&selfcompassion
長男(10歳)とmindfulness&compassion始めたお話し。
怒り大爆発で、時々家を破壊する長男。
我が家には3歳違いの兄弟がいます。
次男はとても気性が激しい。そしてナイーブ。
内弁慶の次男は、家ではいつもかまって欲しくてみんなにとびかかっています。
「遊んで〜」なんて可愛いものではなく、挑発に次ぐ挑発。
相手を嫌な気持ちにさせることで、自分の方を向かせようとする次男。
そんな次男の餌食になっているのが、長男。
二人はよく喧嘩もするけど、長男はよく相手をしてくれるし、やり返す時も手加減をちゃんとしてくれる。「まあまあ」ととりなしてくれる。
騒がしさにイライラする私の気持ちまで察してくれる。
だから心配になる時もある。
我慢しすぎているんじゃないのかなと。
やっぱり、溜め込むのは無理だし、抱えきれない。
たまに爆発して物を壊してしまう。
以前、同じように弟にイライラしてスマホを投げて壊した時にはそれを隠していた。
その時伝えたこと。
イライラする気持ちがよくわかること、でも物にあたって壊すのはやめていこう。
そして、壊してしまった事を隠さないで教えてほしい。
私たちは味方だということ。
今回は玄関のタイルにスケートボードをぶつけて割りました。
そしてそのことを外出中の私に電話をかけて教えてくれました。
帰宅して詳しく聞くとまた『弟にイライラして壊した』とのこと。
はじめは、「怒りが頂点に達した時はとにかく我慢ができないし、壊した瞬間はスッキリする。悪いのはイライラさせた弟だ」と主張。
他者に対する怒りを何かを破壊することでしか表すことができなかったら、これから先、もっと取り返しのつかない事をしてしまうのではないかととても気になりました。
長男にとって弟は大きなトリガー。
毎日かなりの負荷がかかっていることも知っています。
今回伝えたこと。
いつも弟にイライラさせられている事をママは知っているよ。よく頑張っているよね。
爆発するほどのイライラの前に、小さなイライラの時に、そのイライラに気がつく練習をしよう。
そして、『ああ、今イライラしてる』と気がつこう。
気がつくと少し楽になるかもしれない。
その時点で助けを求めたり、逃げたりできるかもしれない。
そういうもう1人の自分ってわかる?っと聞いたら。
『わかる気がする』と。
その自分はあなたの味方なんだよ。
自分の中に自分の味方がいるんだよ。
本当はもっと甘えたい気持ちがあるのかもしれないし、
助けてほしいと思っている自分がいるかもしれない。
気がついたら教えてね、と。
夜の道を歩きながら二人で話しました。
あー話せて良かったなあと、しみじみしながら帰ってきて、気づくのです。
寝室の扉が壊れていることに!!!
やれやれ、ここも壊していたのか〜〜。
この日は相当やられていたんだね。
心の動きを見る練習。
気長にやっていきたいなと思います。