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BMIAメソドロジー超実践合宿#1〜会員のまちでワークショップin高知〜 2022年12月10−11日の報告

日時:2022年12月10日(土)11日(日)
参加:BMIA会員
会場:STUDIO Brew

ワークショップの概略

THE INNOVATION MAZEのプロセスに沿って、高知、中芸で頑張るイノベーターの友人たちのビジネスプランを描いていきます。

その旅路の途中で

  • ビジネスモデル・キャンバス

  • カスタマー・フリクション・マップ

  • バリュープロポジション・キャンバス

  • コピーライティング

  • ビジネス企画書テンプレート

が登場します。

この中でも、ビジネスモデル・キャンバスバリュープロポジション・キャンバスに重点を置いてワークショップを進めます。

このメソッドとツールによりソーシャル・ビジネスでは

  • NTT東日本とオリイ研究所とのオープンイノベーションで、分身ロボットOriHimeを使った障がい者の社会参画

  • 国立大学法人長崎大学の大学発ベンチャーでは後進国の栄養失調対策

  • 脳梗塞の後遺症などで失語症を患った方へのリハビリ提供

  • 車椅子の重度障害者向の一人暮らし支援

などのビジネス開発が進んでいます。

まずは、BMIA代表理事小山龍介氏のビジネスモデル・キャンバスの解説を見てウオーミングアップ


第一日目のワークショップ

13:30 チェックイン 

14:00 FORCUS

  • イノベーションの使命を描き出します。
    なぜここに集まったのか?
    なぜイノベーションを起こすのか?
    誰のためか?
    何を創るのか?

私達の使命

日本が住み続けたい国であるためには
ローカルイノベーションが必要です。

お金がない、人がいない

とは言うけれど

ここに集った私たち仲間は
BMIAのメソッドを学び
家族と四国旅行をしたとき高知の人や食、土地を大好きになった人
高知のDNAをもち大企業でいくつものイノベーションを成功させた知見を持つ人
デザイナーやアナウンサー、社労士、中小企業診断士、多様な才能、バックグラウンドを持つ仲間です

それぞれの才能や知見を持ち寄り
ここ高知、中芸からローカルイノベーションを起こし

その土地に暮らす人々の
幸せとは豊かさとは何かを問い続け
それを創っていける様にします

高知や中芸を宿木に
日本の地域遺産の地へとその輪を広げてていくのです。

その活動を全国へと展開します

(一部 三宅の創作)

15:00 DISCOVER

  • マクロトレンド(環境・国際・政治・経済・法律・人口動態・社会・Tech)で見逃せないことをみんなで書き出していきます。

  • この中でも、技術とビジネスモデルは重要です。ICTやクラウドサービスをうまくビジネスモデルの中に組み込むことは、必須です。

あなたが120%Happyにしたい人を観察・学ぶ・洞察する

  • カスタマーフリクション・マップ

  • バリュープロポジション・キャンバス


STUDIO Brewのオーナー町田さんのカスタマーフリクションマップ
中芸のためにがんばる山村さんのカスタマーフリクションマップ
中芸のためにがんばる中村さんのカスタマーフリクションマップ


3人のカスタマーフリクションマップは、バリュープロポジションキャンバスへ展開します。


16:00 IDEATE

  • できるだけたくさんアイディアを出す顧客のJob(やりたいこと・やらねばならないこと・やっていること)を書き出す。

  • そのときに嫌なこと困ることPainを書き出す。

  • なにかサービスや商品を使うことで、期待することGainを書き出す。

ValuePropositionのアイディアを出す

  • Painを減らすアイディアを書き出す

  • Gainを創り出す増やすアイディアを書き出す

アイディア
尊敬する誰かになってアイディア
とにかくひねり出す


18:00 Day1 Closing


一日目終了お疲れさまでした!

二日目のワークショップ

9:30 チェックイン

昨日から、朝の日曜市で気づいたことや得たインスピレーションを共有します。

10:00 Concept Test

  • コンセプトを書く(ランディングページのコピーライティング)

11:00 CREATE BUSINESS Model

  • ビジネスモデルをデザインする


11:30 Create Business Case

  • A3テンプレートにビジネスケースをまとめます。

補足情報:EXPERIMENT

  • テストを繰り返す大切さ 

12:00 Lunch Time

13:15 ピッチ

  • 5分のアイディアピッチとTops and Tips

13:45 Closing

みなさん荒業イノベーションでしたね!お疲れさまでした!

14:00 End


BMIAには、全国に約360名の会員さんがいます。みなさんのまちを訪れ、こうしたワークショップを開催しますので、ご希望の会員さんはぜひBMIAまでご相談ください。お待ちしています! info@bmia.jpまで


参考図書

復習の素材:重要な社会課題解決事例をBMCにしてみよう


STUDIO Brew

文責:三宅泰世(BMIA常務理事)

  • NTTアドバンステクノロジ株式会社 マーケティング部門 部門長

  • 国立大学法人長崎大学 研究開発推進機構 FFGアントレプレナーシップセンター ゲスト講師

  • 相模女子大学大学院社会起業研究科 兼任講師

  • FORTHイノベーション・メソッド公認マスター・ファシリテーター

1999年特許発明から光ファイバ通信関連プロダクトを開発。NTTグループで初のダイレクトマーケティングを導入 し20年以上収益逓増するグローバルビジネスに成功。2019年よりSalesforceを全社導入。NTTグループでダントツの定着率を実現。コロナ禍でも7期連続の増収増益に貢献。Salesforceを用いた全社DXによる経営改革は、アレックス・オスターワルダーのマルチレイヤ・イノベーションにインスピレーションを得たことで成功した。
東海大学通信工学科卒業。経営学修士。光コネクタクリーナーの特許発明を発端にダイレクトマーケティングや代理店マネージメントにより32歳で世界シェアトップのビジネス化に成功。特許発明からのグローバルビジネスの成功事例はNTTグループだけでなく日本でも希少。しかし、学歴差別や底辺社員の成功を当時の企業文化は許容せず成果は略奪され、新規事業開発部すなわち”追い出し部屋”に左遷。上司であった事業部長等がばらまいた嘘で以降、何年も誹謗中傷を浴び続けることになる。
2008年 改革派の社長が就任したことを契機に、社長直轄のマーケティングチームを開設。
社内改革をすすめる活動が、「ビジネスモデル・ジェネレーション」の帯にコメントをいれてくれた神田昌典氏の著作で何度も紹介されることで、NTT研究所、NTT東日本、NTTドコモ、総務省、教育機関からビジネスモデルデザインのワークショップや新規ビジネス開発のコンサル依頼があとを絶たなくなった。
2017年 マーケティング部門 部門長に就任
2019年 NTTグループで最も理想的な形で全社にSalesforceを導入。NTT グループでダントツの定着率を達成しマルチレイヤーイノベーションによる全社DXに成功している。

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ビジネスモデルイノベーション協会(BMIA)
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