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ローカルニッチなビジネスモデルをブーストするには?

国立大学法人長崎大学、OCA大阪デザイン&ITテクノロジ専門学校など教育機関からの依頼でビジネス創出の講座やメンタリングを実施しています。生徒は10代後半から20代前半の若者達。ビジネスの知識はそれほどではない。しかし、FORTH INNOVATION METHODのプロセスに沿って、バリュー・プロポジションデザイン、ビジネスモデルデザインをしていくと、そこには彼らでしか描けないビジネスモデルが現れます。

それは、ローカルニッチなビジネスモデルです。ローカルニッチなビジネスモデルの良さは、あまりにもローカルでニッチなので、
①大手が参入してこない。
②先行者優位である。

課題は、
①集客
②損益分岐点超え
③収益の安定化
です。

①集客はSNSを使えばほぼ無料にできます。
②損益分岐点超えは、固定費をとにかく抑える。固定費の変動費化を模索する。
③収益のの安定化は、会員制にしてしまうことです。

これらを丸っと包括的にすすめるには、ITサービスの利用が必須となります。
MAーSFAーCRMそしてそれと連動する決済システム、会計システムとなります。
答えは、Salesforceの利用です。Salesforceは中小企業向けの安価なパッケージも用意されており、固定費になりがちなシステム利用料は、実際にはライセンス費用なので、集客の目処さえ立ってしまえば、損益分岐点売上高、損益分岐点顧客数を計算しておけば、それほどの負担にはならず、しかも、会計処理に代表される事務処理もスマホ上で出できてしまう。決算ごとの報告も簡単になります。

これは、少人数で事業を回さなければならないスタートアップやベンチャーにとって大きなメリットです。多くの起業家は戦略、マーケティング、開発に心奪われ、事務処理、受発注業務、会計処理などのバックヤード業務のことを考えていません。しかし、出資者や会計士などへ四半期ごと、一年毎に決算報告をしなくてはいけません。この稼働が馬鹿にならず、そこがボトルネックになって事業が回らなくなることがあるのです。

この些末な問題により、事業自体が回らなくなる。なんとも間抜けです。
原因は、ITサービスに対する知識が足りないからです。
分からなければ、Salesforce.comをクリックしてください。情報量は膨大だけど、中小企業向けの情報をしっかりと見てみてください。YouTubeにも事例が沢山出ています。とにかく、動画を浴びて、イメージを掴んでください。

ビジネスモデル+ITサービス
が重要です。絶対に忘れないでください!

理事 三宅泰世



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