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オートクッカーは神ツール
コロナ禍で自宅にいることが多くなってから、料理をするようになった。もともと料理は嫌いではなかったのだが、今では出張しない日はほとんど、自宅で料理を作っている。その料理の強い味方が、今日紹介するPanasonicのオートクッカーBistroだ。
このオートクッカー、スマホアプリに登録されているレシピと組み合わせ、さまざまな料理を自動で作ることができる。煮物、炒め物、スープ、パスタ、チャーハンなどなど。かき混ぜの羽と、圧力鍋機能を組み合わせることで、短時間で自動料理ができるのだ。
IHコンロは、二口だ。とすると、ひとつでおかずを作り、もうひとつで味噌汁をつくると、それでコンロが埋まってしまう。実際に料理をしてみると、二口では足りない。もうひとつほしいけれど、台所スペースも限られている中、大改造するわけにもいかない。二口では、とにかく足りない。
たとえば、野菜たっぷりラーメンを作るとする。まず小さな鍋にお湯を沸かし、湧いたところで卵を入れて茹でる。6分30秒でちょうど中がとろっとろの半熟ゆで卵ができあがる。同時に、大きな鍋でお湯を沸かし、これで麺を茹でる。麺は、2分30秒〜3分で茹で上がる。半熟ゆで卵と同時にできあがると困るので、卵ができあがるころに茹で始める感じがいいだろう。スープを溶かすお湯は別途、電気ケトルで沸かして準備する。
ここで問題が起こる。IHのコンロ二口は、卵と麺で使ってしまっている。野菜はどうするのか。子どもたちにしっかり野菜を食べさせたいが、調理ができない。ここでオートクッカーの登場だ。
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オートクッカーに野菜を放り込んで、野菜炒めのレシピを選ぶ。ごま油を入れると香ばしい香りが食欲をさそってくれる。卵と麺の作業をしている間、オートクッカーがかき混ぜながら野菜を炒めてくれるのである。焦げることもなく、仕上がりはばっちりだ。最後に、スープの入ったどんぶりに、麺、野菜、卵、それからチャーシューを乗せれば完成だ。
野菜炒めというのは、意外と手間がかかる。それだけを作るのなら問題はない。しかし、麺と卵を茹で、スープをつくりながら、野菜を焦げないように炒めるのは、なかなか困難だ。猫の手も借りたいという気持ちになる。もちろん本物の猫の手は、チャーシューをちょろまかすくらいのもので、なんの役にも立たない。だから、オートクッカーの手を借りるのだ。
もちろん、本格的なビーフシチュー(赤ワイン入り)を作ったりも、全自動でできる。圧力調理で牛すね肉も柔らかく調理される。ほろりと崩れる柔らかい肉は、感動的でさえある。ビーフシチューのように長時間煮込む料理の場合、焦げないように等、それなりに気を使うが、それもいらない。
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問題があるとしたら、サイズが炊飯器の一回り大きい感じで、場所をとることくらいだろう。もし置く場所があれば2つほしいくらいだ。これがふたつあれば、かなり豪華な夕食が提供できる。料理の組み合わせは無限だ。野菜炒めとチャーハンを作って、IHで餃子を焼いてたまごスープをつくるという、中華スペシャルだってできる。
ということで、オートクッカーおすすめです。置く場所だけ確保してください。
小山龍介
BMIA総合研究所 所長
名古屋商科大学ビジネススクール 教授
京都芸術大学 非常勤講師
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小山龍介のビジネスモデルノート
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