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イベント参加だけじゃない! BMIA活用法

BMIA事務局長 片岡峰子

BMIA(一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会)では、月に一度、「BMIAカフェ〜BMIA会員のザッソウの場〜」と称して交流会を開催しています。
この日(2024年8月8日)は、いつもは愛知県からオンラインで参加してくださることが多い山田ゆう子さんと、応用講座で知り合ってそれからなにくれとなく連絡を取り合っている喜納真里子さんが、ちょうどお二人揃って参加してくださいましたので、この機会に! と思い、ちょっとお話を伺ってみました。


小山先生の授業で知りました

片岡峰子(以下、片岡) 山田ゆう子さん、喜納真里子さんのおふたりは、BMIAを使い倒していただいているイメージがあって、ぜひほかの会員さんにもお二人の活用ぶりをご紹介して参考にしていただきたいといつも思ってたんです。

ゆう子さんは、愛知県内の病院にお勤めの看護師さんですが、まずは、BMIAとの出会いのきっかけを教えてください。

山田ゆう子(以下、ゆう子) 名古屋商科大学ビジネススクールで、小山龍介先生の授業でBMIAを知りました。

片岡 看護師さんがビジネススクールに行くのはめずらしい……?

ゆう子 自分も含めて周りの人たちは本当にビジネスに縁遠いんです。「このままでいいのか?」と思ってビジネススクールに行き始めたんです。すごくむずかしい授業ばかりでした。

片岡 そこで、ビジネスモデルの授業を受けて、小山さんの自己紹介のなかで、こういう社団法人があるよ、って紹介されてたのですね?

ゆう子 そうです。ウェブサイトのQRコードが表示されていて、そこからBMIAのホームページを見ました。

片岡 最初に、BMIAに触れたのはなにでした?

ゆう子 BMIA認定ビジネスモデル・コンサルタント養成講座〈基礎〉(以下、基礎講座)です。
ビジネススクールの授業でも、BMCを学んだんですが、「このツールなら私にも使えるかも!」と思って。もっと知りたくなって、ちょうどいいタイミングで基礎講座があることがわかり、すぐに申し込みました。それが2022年の6月です。

片岡 タイミング、よかったんですね。

ゆう子 そうですね。6月にホームページを見て、7月の講座に申し込みました。もともと、この基礎講座だけを受けるつもりだったんですが、ビジネススクールの小山先生の授業のなかで、「バックキャストする」っていうことも知って。「あ、まさに私がやろうとしていたことだ!」と思ったので、バックキャスティングについてももっと学べそうだと思ったので、次の応用講座も受けました。

片岡 それで、応用3〜シナリオプランニング〜を大阪で受講したときに、喜納真里子さんと出会った、と。

基礎講座での神対応が決め手でした

片岡 きなまりさんのきっかけは?

喜納真里子(以下、きなまり) BMIA認定ジュニアコンサルタント(当時)の草間隆人さんのワークショップ※に参加したときに、BMIAを知りました。

※グループ会社内横断の草の根ワークショップ。グループ社員ならだれでも参加できる。

片岡 きなまりさんは、賛助会員(法人会員)登録してくださった立役者ですが、BMIAを知ってから登録までの道のりを教えてください。

きなまり 草間さんのワークショップ受講の報告をしたときに、上司から「BMIAってなに? そこから直接学んで、われわれも教えられるようになったほうがいいんじゃないか?」と言われて、BMIAについて調べました。
でも、いきなり賛助会員登録はリスキーなので、まずは、私たちのチームのメンバーが、基礎講座を受講してみよう、それで会員登録するかどうか決めよう、ということになりました。

片岡 ということは、基礎講座がだめだったら、きなまりさんはいまここにはいない?

きなまり そうです(笑)

片岡 そうだったんですね。知らなかった……。基礎講座、めちゃ大事だったってことですね。なにが「合格!」と言わせたのでしょうか?

きなまり 私を含めて弊社社員3名が、3日連続のオンライン基礎講座を受講したのですが、3日目の最終日、講座本編のあとに受講者から質問がいくつも出たのですが、それにものすごく真摯に丁寧に答えてもらったんです。それで「あぁこんなに親切に対応してくれる団体なんだ」と思いました。

片岡 そのとき対応したのは……

きなまり 岡田明穂理事と山本伸理事がいらっしゃいました。

片岡 講座って、本当に受講者に寄るところが大きいんですよ。質問が出ないときは本当に出ませんし……。そのときの受講者の方もよかったんですね。

きなまり そうですね。私が口火を切ったかたちにはなったんですが、ものすごく真摯に丁寧に、受講者一人ひとりの疑問や課題を受け止めてもらえました。
受講後、社内で報告会をやったのですが、ほかの2名も、観点は違っていたのですが、BMIAにいい印象を持っていたことがわかりました。それで、賛助会員登録のGOサインが出ました。

片岡 基礎講座でスクリーニングされていたなんて、ぜんぜん気づいてませんでした。合格できてよかったです(笑)。
ところで、きなまりさんが草間さんのワークショップを受けたり、BMIA入会を検討するその背景をお聞きしてもいいですか? もともと社内にはどんな課題があったのでしょうか?

きなまり 社内で新規事業開発に取り組む動きがあって、アイデア公募していたのですが、ものすごい数の提案があったんですけど、なんというか……、箸にも棒にもかからないアイデアがけっこう多かったんです。「これ、どうやってフィードバックしたらいいんだろう、事業として成り立たせるためにはなにが必要かをどうやって教えたらいいんだろう」という課題感がありました。

片岡 でしたら、BMIAはうってつけ! ですね。

私が参加してたらみんなも参加しやすいだろうと思って

片岡 今日もそうですが、こうしてイベントに参加してくださるのはもちろん、会員コミュニティのBMIAサロンにも投稿してくださったりと、きなまりさんが、積極的にBMIAを活用していただいているのはどうしてですか?

きなまり 私がこうして参加することで、社内のほかのメンバーがBMIAを活用しやすくなるんじゃないかと思っています。参加へのハードルを下げたいんです。

片岡 参加するって、ハードル高いですか?

きなまり 私が最初に草間さんのワークショップに参加したとき、ものすごくハードル高かったんですよ。知らない人ばかりのところで、なにをするのかわからないし、参加するのに勇気がいりました。結果的には、参加してすごくよかったので、最初の参加のハードルをいかに下げられるか、気楽に参加できるものなんだって、わかってほしいんです。

片岡 たしかに、すでにあるコミュニティに途中から参加するのって、勇気いりますよね。

外の人から受ける刺激はすごく重要

片岡 ゆう子さんにもハードル高かったですか?

ゆう子 ビジネススクールで、外の人に会うことの重要さ、外の人からの刺激ってすごく大事なんだと感じていたので、ハードル高いというより、それが必要だと思ってました。

片岡 ビジネススクールはフルオンラインとのことで、実際に対面では会わなかったんですよね。たとえオンラインのみだったとしても、交流が有効だったってことですね?

ゆう子 そうです。Zoomでもブレイクアウトルームでディスカッションしたりすることですごく刺激を受けました。
BMIAを知ったのが、ビジネススクールがもうすぐ終わるっていうタイミングで、これが終わったらどうしよう、と思っていたところだったので、「次はここ(BMIA)だ!」と思いました。

片岡 基礎講座受講の次は、どんな活用をしてくださってたんでしたっけ。なにかイベントに参加してくださったような……。

ゆう子 えっと……、たしか毎月やってた「イノベーションの迷路をかけぬけろ」※です。最初にウェビナーを視聴したときに、チャットで質問をしたんです。そしたら、それが取り上げられて、回答してもらって、さらにそこから話が膨らんでいったりして、それがすごくうれしかったんですよね。「あ、声が届いた!」って。なにかあったら、ここで相談できるぞって、BMIAとの距離が縮まった瞬間でした。

※「イノベーションの迷路をかけぬけろ」:BMIA理事(山本伸、三宅泰世、西村祐哉)が、イノベーション、新規事業開発、社内の抵抗勢力にどう向き合ってきたか、実体験をお話するウェビナー

片岡 ウェビナーって、顔も出せないし、質問したりするのも勇気がいるじゃないですか。ゆう子さんは果敢に挑戦する人なんですね。

ゆう子 きなまりさんも言ってましたけど、私が楽しくキラキラ輝いていることで、病院のほかのスタッフも「いいなぁ」って思ってもらえるんじゃないかって期待してるんです。

きなまり 最初は「承認欲求強い人」って思われてたっていうエピソードがおもしろくて……。

ゆう子 BMC使えるようになって、さっそく病院内で何人かに話したら、「がんばってるんだね〜、えらいね〜」ってちょっとかわいそがられたっていう(笑)
いいんです!変態で!(笑)

片岡 そのキーワードは、宮木俊明代表理事が喜びます(笑)

ゆう子 最近は、「ゆう子さんて最先端いっててすごいですね」ってちょっと周りの目も変わってきたんですよ。

BMIAサロンとコンサルタント名刺

片岡 「BMIAのイベントになかなか参加できないから退会する」っていう方もいたりするんですが、おふたりは「イベント参加」以外にどんな活用してます?

きなまり BMIAサロン※は必ずチェックして情報収集してます。

※BMIA会員限定のFacebookグループ

片岡 たとえば、どんな情報が有益でした?

きなまり 國井さんが挙げてた他社のイベント情報を見て、それに参加してみたり。

ゆう子 私も、BMIAサロンで案内されていた仲山進也さん※のザッソウリスナーの会に参加しました!

※楽天学長の仲山進也さんには、BMIA主催のイベントに登壇していただいたことがあります

わたしはBMIAに入ってからFacebookを始めたので、Facebookを基点に活動範囲が広がっています。
あとは、ジュニアコンサルタントになったときに作ってもらった名刺を配りました。ビジネスモデル・キャンバスがなんなのか、説明しても通じない人には、この名刺が権威づけになった気がします。

BMIAコンサルタント認定をされると名刺がプレゼントされます。裏面にはBMCが印刷されています。

片岡 BMIAサロンも名刺も使ってもらえてすごくうれしいです。

ゆう子 理事の方が登壇するセミナーやイベントの情報も知りたいので、ぜひBMIAサロンで知らせてください。

きなまり それ、私も知りたいです!


ゆう子さん、きなまりさん、ありがとうございました! お二人の話を聞いて、あぁ私たちのやっていることが、こんなふうに役立っていると、改めて実感しました。
このあと、ほかのメンバーも三三五五集まり、なんとなく乾杯してザッソウは続くのでした。

山田ゆう子さん

喜納真里子さん

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