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利率最強ネットバンク。その名も
さて、みなさん安定資産といえば何を想像するだろうか。
元本保証の安定資産といえば筆者の中では国債である。
国債は通常銀行預金より利率が高い。
だから銀行に預けるくらいならば国債を買った方がいい利率で運用できるのが常識だった。
ところが近年国債の利率はこれでもかというほど下がっている。
最低保証利率が概ね0.05%といった有様である。
そんな状況を嘆いてか、最近一つの新たな勢力が台頭してきた。
そう、ネットバンクである。
ネットバンクは通常の銀行よりはるかに高い利率を提供してくれる金融機関である。
基本的にインターネット上で運営されるため窓口の人件費などがかからない。
そのため普通預金でも高い利率を提供できるのである。
筆者の感覚では、0.1%の程度の利率で運用できるネットバンクはザラにある。
この時点で国債より利率がはるかに高い。
そしてその中でも特に飛び抜けた利率を放つのが、そうあおぞら銀行のBANK支店である。
通常のあおぞら銀行はリアルバンクであるが、BANK支店のみネットバンク運用となっている、というように少しややこしい構造ではあるものの、そのややこしさをカバーして余りあるメリットがある。
それは驚異の利率である。BANK支店の銀行口座の利率はなんと驚異の0.2%(2021年7月)
なんと国債の4倍である。
国債を買う意味が丸ごと吹き飛ぶ数字である。
銀行口座なので元本保証。現状業界で最高利率なのだ。
もちろん利率以外の部分で見てみるとある程度はデメリットもある。
筆者が考える主なデメリットとしてはネットバンクの中ではなにかと手数料がかかるということ。
コンビニからの出金は毎回手数料が取られるし、振り込み手数料も厳しめの条件をクリアしなければ無料にならない。
各種手数料無料を謳っているネットバンクは数多く存在するので、手数料が気になる方はBANK支店があまり向いているとはいえない。
ただし全国のゆうちょ銀行ATMでは預入・出金手数料は無料なのでゆうちょ銀行ATMをよく使う人はあまり気にしなくてもいいのかも知れない。
まとめとして、安心してお金を貯めるという意味合いでは最強の銀行であることは間違いない。
もちろん銀行の利率とは変わりゆくものである。0.2%という超還元率をいつまで継続させられるかは定かではないが、その時が来るまでその恩恵を享受するのも悪くないだろう。
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