お金の増やし方【支出編】②
前回まではやや詳細に固定費の見直しまで行った。
今回はそれ以外の部分について見ていこうと思う。
○食費
食費はゼロにすることはできないが、外食ばかりするよりかは、自炊の方が幾分か銭は減らせる。
月20万程度しか稼げていない人間に毎日毎日外食する権利はない。
身の丈にあった生活をするのが大事だ。
無論頻繁にコンビニを使っている人間も論外である。
わざわざ高い物価でものを買いに行くんじゃない。
コンビニでしか買い物できないような働き方をして金に困っているなら今すぐ転職すべきである。
○嗜好品
洋服やアクセサリー、ブランド品などは殆どの人間が自分の必要分以上に所持しているだろう。
だから全く買うな、と言いたいわけではない。
ではないが、今持っているアクセサリー、ブランド品はちゃんと使っているのかということである。
買って満足して物置に放置とは余りにも悲しい。
あなたは、無視をされればととても傷つくことだろう。
その道理はものにも通用するのではないだろうか。
今押入れや倉庫の中で「無視」されているあなたの服やアクセサリーはどんな気持ちになっているか考えたことはあるか。
人の役に立つために作り出されたのに、使われることなく忘れられていくのは限りない屈辱である。
当たり前のことだか、商品とは使われてこそ価値を発揮するのだ。
買ったものはしっかりあなたの生活に役立てよ。
逆に言うならば、しっかりと自分の生活に役に立つと思ったものを購入せよ。
○その他の娯楽費等
他にも出費を増やす項目として異性やお酒、タバコ、ギャンブル、ソーシャルゲーム(いわゆるソシャゲ)などあげてはキリがない。
もちろんこれらは人生を豊かにする娯楽ともいえる。
全てを一緒くたに切り捨てるのはあまりに野蛮で非文明的である。
だか、問題なのはこう言ったものにハマってしまって抜け出せない状態である。
俗にいう沼にハマる、というやつだ。
個人的に言うならば酒やタバコに散財するのは筆者の理解からは程遠い。
酒にはアルコール依存のリスク、その他健康への影響も懸念される。タバコには呼吸器疾患のリスク、依存症、匂いが気になる、歯にもダメージを与える、とデメリットのオンパレードである。
500円のタバコのうち250円以上は税金だとか。
本当は250円で買えるタバコに500円以上かけていると考えると中々馬鹿馬鹿しい。(筆者は喫煙者の医療費負担のためにタバコ税増税は歓迎だが。)
禁煙ができない人間はぜひ一度近くの病院の禁煙外来を探してみてくれ。
禁煙外来のスペシャリストが相談に乗ってくれる上、条件を満たせば受信料は保険適応になる。
やはり日本の保険は優秀である。
ギャンブルも程々にしておこう。
娯楽としてのギャンブルを否定する気は全くないが、ギャンブルで一攫千金だとかそもそもギャンブル依存症になっている人間は今すぐ行動を改めるべきである。
ギャンブルは基本的に儲からない。早く夢から醒めるべきだ。
○お金のかからない趣味を
消費によってストレスを解消する代わりに、少ないお金でストレスを発散する方法を発掘することをオススメする。
例えば、Netfl○xやYo○tubeなどか。
ネットにつながっているだけでいくらでも動画が見放題である。
もしかしたら視聴しているうちに自分で動画作成したいという気持ちが湧き上がってくるかも知れない。
動画作成もそこまでお金がかからない。さらに当たればYoutuberを名乗れる、まさに夢のある趣味だ。
Noteを書くこともおすすめである。
書くのはタダである上、多少はストレス発散になる。
あとは絵を書いたりだとか、ゲームだったり釣りだったり、探せばいくらでも少ないお金でストレス発散できる方法はある。
自分にあったストレス発散方法の探索を強くおすすめする。
○最後に
最後に筆者は別に生存に関係がない出費を全て無駄だと切り捨てたいわけではない。人によって、おいしい料理を作りたいから広いキッチンがいい、不安だから損するかも知れないけれど保険には入っておこう、と考え方は様々だからだ。
ただ、お金には限りがある。故に、本当に自分の生活に役立つもの、自分の生活を豊かにするものにお金をかけましょうと言うメッセージを筆者は強く伝えたい。
この文書が、皆様にとって役に立つことを強く願う。