橘暮四
毎日書くかもしれないし書かないかもしれない、そんな日記。
月並みだけど、純粋な創作とは何なのかということを最近よく考えている。 俺が創作をはじめてから数年間、具体的に言うと17歳から20歳にかけては、純粋な創作とは「周りの目や評価を気にせず、自分の想いを表現すること」だと俺は思っていた。商業化された創作はいわば紛い物であり、自分の書きたいことだけを書いていないそれは創作としての価値が一段劣る。そういう風に考えていた。それだから俺がその頃よく読んでいたのは俗に言う「純文学」のジャンルだったし、自分が書く小説もそれに寄っていた、ように
その日の夢で、俺は戦場に出ていた。細部は覚えてないけれど、たしかそこは荒野のような場所だった。 敵兵はすぐそこまで来ていた。なんかやばい状況だな、というのはなんとなくわかった。すると、上官のような人が敵兵の前に両手を上げて飛び出した。そして後方にいる俺(たち)の方を振り返った。それが「投降しろ」という合図だというのは、なぜだか知っていた。 だから俺も武器を置いて投降し、敵に背中を見せた状態で壁に手をついた。俺の横にも何人か味方の兵がいたように思う。 たぶん捕虜になってか
今日はだいぶのんびり起きた。そして家でレトルトカレーを昼食に食べてから、昼過ぎに大学に行った。昨日に続いて、3時間くらい卒論のために論文を読み込んでいた。自己犠牲を倫理の中でどのように評価するのか、結構みんなバラバラなこと言ってるんだなぁ。特にニーチェの自己犠牲評が面白かった。卒論に使えそうだったらちょっと使いたい。 18時半から倫理学勉強会の顔合わせ。一年ぶりに会った後輩と一年ぶりに会った先輩がいた。先輩の方は長いこと海外に行ってたから、会おうにも会えなかったんだけど。な
今日は比較的早めに起きた。家事周りをした後、大学に行く。今日は雨だったから歩きで。自転車使えないのは不便っちゃ不便だけど、ゆっくり音楽聴きながら通学できるのは良い。ちなみにこん谷聴いてた。 図書館で必要な文献を借りてから研究室に行く。今日の演習で俺は特定質問者になってたから、それまで質問をまとめていた。ちゃんとした質問をしようとしたら結構準備いるな。 演習。質問した。まぁある程度きちんとした質問と指摘ができたのではないかと思う。 そこからまた2時間くらいは研究室で勉強し
1.「なぜ私たちは道徳的であるべきか」と「なぜ私までも道徳的であるべきか」 登場人物…片山佑月、雨宮裕、相田春樹 愛知県立倫加高等学校三年二組の教室、九月某日の昼休みにて 裕「佑月、またトラブルを起こしたんだってね」 佑月「トラブル? 何のこと?」 裕「ほら、昨日の放課後職員室に呼び出されてたじゃないか」 佑月「ああ。昨日さ、隣のクラスの女の子が嘘ついて別の子に掃除押しつけようとしてたんだよ。それを注意したら、口論になって」 裕「そのおでこの傷を忘れたの? 些細な口論が怪我
応用演習行って、家事やって、来週の演習の資料読んで、バイト行った。タカラの焼酎ハイボール飲んでスタァライトの劇中歌聴きながらこの日記を書く。 なんか詳しく日記書くのめんどくさくなっちゃった。日記倦怠期(日記倦怠期?)。 ねる
この数日は久しぶりに会う後輩と宅飲みしたりバンド練があったりしたけど、一番大きな割合を占めていたのは執筆だ。NFのために出す小説や詩歌たち。せっかくだからそれらについて簡単にまとめようと思う。 ①小説 ドゥーリア 11月外部誌に書いた小説。先輩に与えられた「災害」というテーマを扱ったもので、引きこもりの主人公が地震によって知的障害者の一団と知り合い、そして彼らの世話をする中で心境の変化が起こる。そんな小説だ。今回は男女の別れや芸術など、普段の俺がよく書く要素を極力排除しよう
クローンの倫理について考えていた。もしも人間のクローンを作ることができたら、そのクローンの生存権や倫理的な配慮の仕方などは問題になるだろう。たとえば臓器移植のドナーにするためにクローンを作ることは許されるだろうか? 100万人の命を救うために、1万人のクローンを作り、そして殺すことは許されるのか。試験管から生まれたクローンと、母親のお腹から生まれた人間は、倫理的な立場が異なるのだろうか。たぶんそういう議論はたくさんされてるだろうし、いつかちゃんと調べてみたい。 サークルのタ
楽しくベースを弾いていたらこんな時間になっていた! 日付を越してから日記を書くようになって久しいが、こんな時間だともはや昨日の日記を書いてるようなもんだな。 ゼミがあった。死者倫理についての発表。発表者は同回生の人で、面白い内容だった。AI美空ひばりとかが話題になったが、死者を「復活」させることは倫理的に許容できるのだろうか。目の前の生きている人間と、2000年前に死んだ人間は、一体何が違うのだろう。 バイトに行く前に家事をこなした。少しずつ真人間になっていきたい。 バ
スタリラ、サ終したと聞いたけど、もしかしたららオフライン版はできるかと思ってインストールしてみた。結果、できなかった。ダウンロードを待っていたあの10分なんだったんだ。くそ。もう少し早くスタァライトにハマっていれば……。 3限、情念論の講読の授業があり、発表した。なんか毎週何かしらの発表してんな。まぁ概ね上手くできたと思う。フランス語の和訳も丁寧だと褒められた。我ながら、一年弱でこのレベルまでフランス語力を高められたのは結構頑張ったと思う。この調子で大学院出るまでにもうひと
本当はここに書いていた公開寸前の下書きがあったけど、通信環境が悪くなって公開に進めず、リロードしたら下書きが消えてしまった! もっかい書くのもめんどくさい。本来載せるはずだった内容を簡単に要約しておく。↓ 金木犀の匂いがする 小説の締切に間に合わなかったが、結局締切が延長されてラッキー カラオケ行った、さいこう 久しぶりの友達に会う 演習の授業の準備をする キャパに対するタスクの量が、120%から90%になった、まだマシ 今日は日本語が下手
頭痛い。昨日からずっとだ。そのせいで、昨日高校の友達と久しぶりに飲みに行ったのに一杯しか飲めなかったし、それだけで若干吐き気がした。ここ最近無理な生活が続いてたから、知らず知らずのうちに体力が削られてたんだろう。今日のサークルのライブもこのせいで見に行けなかった。正直こんな状態で日記を書く気も起こらなかったけど、2日以上サボるとこのまままた辞めてしまいそうで無理矢理書いてる。明日は小説の締切日だし、なんとか治して明日には小説バリバリ進めたい。
11日。応用演習の発表があった。1時間の質疑応答中に修士博士ポスドク教授から連続質問10人斬りされて死ぬかと思った。まぁでも発表じたいはまあまあ上手くいったし、今後の研究の課題も見つかった。前向きに捉えよう。文章の上手さは結構褒められたし。 先輩の家で、Ibというホラーゲーム会をした。何年も前にゲーム実況は見たことあったけど、内容はほとんど覚えてなかったし、何よりもプレイするのははじめてだったから楽しかった。俺は結構ホラーゲームが好きだったりする。 あとは先輩がラザニアとか
「雨晴るる軒の雫に影みえて菖蒲に縋る夏の夜の月」という和歌がある。新古今時代の傑物、藤原良経の歌。高校生の頃からずっと好きな歌で、ことあるたびに思い出しては大切に愛でていたものだ。どうにかこの歌を、自分なりに解釈して何かしらの媒体で再表現してみたい。最近はそんなことを思っている。NFまでにできたらいいな。 デカルトの授業があった。なんやかんやあり、来週までにレジュメを作らなければならなくなった。おかしい。次から次へとタスクが降ってくる。 バイト。特に語ることはない。中1の
なんか変な夢を見た気がする。内容は覚えてない。けれど、そのせいで起きてからもしばらく気分が冴えなかった。 なんとなくマクドのナゲットが食べたくなって、洛北スクエアに行った。照り焼きチキンフィレオのセットのナゲットセット。ソースは普段マスタードにしてるけど、今日は久しぶりにバーベキューにしてみた。意外と美味しい。結構複雑な味がする。 その後、スタバに入った。普段ひとりでは絶対行かないけど、訳あって友達にスタバのドリンクチケットをプレゼントされたので、せっかくならそれを使おう
今、ぼんやりとした頭でこの文章を書いている。 なんでかっていうと、さっきまでお酒を飲んでいたからだ。創作サークルの先輩後輩と、出町柳にある美味しい居酒屋で。ゆず山椒の酎ハイが美味しかった。それを飲みながら、最近のみんなの作品は途方もなくレベルが上がってきているだとかあれこれ話していた。 なんでかっていうと、今日のサークルの例会で製本作業と合評会があったからだ。今回、合評の対象となったのは同期の作品だったけど、かなり上手い作品だった。いちおう合評会であるからには批判点も絞り