in the TRUTH
書いた日:2001年7月4日
前に進もうとして
前のめりで転んで
すぐに立ち上がれずに
僕は泣いてしまった
当たり前のことでも
当たり前にならない
そんな不満の中で
僕は苛立っていた
声にならない想い
声に出せない痛みに
壊れてしまいそうで
僕は泣いてしまった
笑うことができない
笑えないことばかり
そんな不安の中で
僕は何を信じた
願い事がかなうのなら
すべてを捨てることもできるのに
失うことが怖くなるんだ
深く考えることなく
すべてを忘れることができたら
こんなに楽なこともないけど
こんなはずじゃなかった
こんなはずじゃなくても
どうか振り返らずに
どうか思い出さずに
前に進んでいこう
前のめりで転んでも
すぐ立ち上がれるように
強く歩き出したい
誰のためでもなくて
誰も僕ではなくて
高い空を見上げて
僕は泣いてしまった
思い通りにならない
思うようにわかりあえない
そんな不穏の中で
僕は何を祈った
悲しいことがひとつあると
もう何もかもできなくなると
あきらめてしまいそうになるよ
いつのまにか笑顔さえも
時の流れと同じ速さで
連れ去られてしまったみたいだ
どんなふうになったら
どんなふうになれたら
僕は笑えるかな
強くなれるのかな
前に進むしかない
前のめりで転んでも
すぐ立ち上がったなら
砂埃を払って
どうか自分を蔑まずに
誰かを羨むことなく
いつか願いはかなうことを
想いは必ず届くと
前に進もうとして
前のめりで転んだ
すぐに立ち上がれずに
あの日僕は泣いてた
前に進むしかない
前のめりで転んでも
すぐ立ち上がったなら
砂埃を払って
前に進んでいこう