in the TRUTH

20年ほど前に書いた詩をここに再掲します。
ずっと書けないでいるので、自分を奮い立たせるためにも。
実はメロディも付いてます。

書いた日:2001年7月4日

前に進もうとして
前のめりで転んで
すぐに立ち上がれずに
僕は泣いてしまった

当たり前のことでも
当たり前にならない
そんな不満の中で
僕は苛立っていた


声にならない想い
声に出せない痛みに
壊れてしまいそうで
僕は泣いてしまった

笑うことができない
笑えないことばかり
そんな不安の中で
僕は何を信じた


願い事がかなうのなら
すべてを捨てることもできるのに
失うことが怖くなるんだ

深く考えることなく
すべてを忘れることができたら
こんなに楽なこともないけど


こんなはずじゃなかった
こんなはずじゃなくても
どうか振り返らずに
どうか思い出さずに

前に進んでいこう
前のめりで転んでも
すぐ立ち上がれるように
強く歩き出したい


誰のためでもなくて
誰も僕ではなくて
高い空を見上げて
僕は泣いてしまった

思い通りにならない
思うようにわかりあえない
そんな不穏の中で
僕は何を祈った


悲しいことがひとつあると
もう何もかもできなくなると
あきらめてしまいそうになるよ

いつのまにか笑顔さえも
時の流れと同じ速さで
連れ去られてしまったみたいだ


どんなふうになったら
どんなふうになれたら
僕は笑えるかな
強くなれるのかな

前に進むしかない
前のめりで転んでも
すぐ立ち上がったなら
砂埃を払って


どうか自分を蔑まずに
誰かを羨むことなく
いつか願いはかなうことを
想いは必ず届くと


前に進もうとして
前のめりで転んだ
すぐに立ち上がれずに
あの日僕は泣いてた

前に進むしかない
前のめりで転んでも
すぐ立ち上がったなら
砂埃を払って


前に進んでいこう

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