MagSafe充電 x Androidスマホのすすめ
MagSafe、ご存じですか?
iPhoneファンは当然ご存じと思いますが、まだ一般的には知らない方も多いと思われるMagSafe。
詳細は割愛しますが、2020年発売のiPhone12から本格的に採用されたAppleの磁気技術で、「ワイヤレス充電を一気に実用レベルに引き上げた技術」といっても過言ではありません。
従来のワイヤレス充電は位置合わせがシビアで、スマホを使いながら充電することが実用上困難でした。
しかしこのMagSafeの登場により、ワイヤレス充電器が磁石の力でカチッ!っとベスポジに合わされ、そのまま安定して使用できる優れものです。
MagSafeはAndoridでも活用可能!
Andoridユーザーの私は、Magsafeに関心がありませんでした。
しかし、実はMagSafeはワイヤレス充電規格のQiと互換性があり、Qi対応のスマートフォンであれば使用できる(!)という事実を遅まきながら知りました。
そこで実際にMagSafeモバイルバッテリーを購入し、Andorid端末でテストしました。
結果から言いますと見事に使用可能でした!
AndoridでMagsafe充電を使用する方法
今回使用したのがこちらのMagSafeモバイルバッテリー。
スタンドとしても使用可、充電端子(type-C)が側面にあるためモバイルバッテリーを充電しつつスマホもMagSafe充電できます。スタンドもしっかりしていて、高級感があります。
もちろん従来通りケーブルでの充電も可能。
モバイルバッテリーと言えばAnkerが有名ですが、現在AmazonではPSE適合でなければ取り扱い不可となっているため消費者としては安心ですね。
では早速スマートフォン(Galaxy S10)をセッティング。
、、何ということでしょう、難なく充電できました。Qi互換は正しかったです。しかしこれですとまだ、従来のワイヤレス充電器との違いがありません。
スマホに少しカスタマイズが必要
上の状態ですと、MagSafeの売りであるマグネットでカチッ!が死んでいます。そこでコイツの登場。※以下は自己責任にて実行をお願いします。
本来このリングは、iPhoneをケースに入れた時でもMagSafeとの磁力をしっかり確保するためのものなのですが、こいつをAndroidスマホ(またはケース)に張り付けちゃいます。
無事うまくいきました!
ネット上ではほぼ給電されないという情報も見られますが、キチンと給電。バッテリー、もしくは貼り付けたリングが外れだったのでしょう。
具体的には有線での高速充電(QC3.0)で約2300mAの電流値実測に対して、MagSafe充電器でも約1200mAで安定して給電されました。
高速充電の約1/2のスピードで充電されれば実用上十分ですね。
実際、持ち運んでいるときもしっかり充電されました。
過去のiPhoneなども可能
iPhone8以降やXperiaなど、ワイヤレス充電に対応している機種は同じ方法でMagSafe化できます。
実際iPhone8でも充電確認できました。
ケーブルからの解放
このようにスマホをMagSafe化することで、イヤホンだけでなくバッテリーもワイヤレスにすることができます。
色々なケーブルを持ち歩いて抜き差ししたり、端子が不調になったり、、、こうした小さなストレスから解放されます。
バッテリーが減ってきたな、と思ったらバッグの中のバッテリーをカチっと付けるだけ。分厚くはなりますが、そのまま使用することもでき動きがシームレスになります。
色々な場面への応用
充電でストレスを感じる場面のひとつは自動車内ですね。
私は今まで自動開閉するQi充電器を使用していましたが、即、Magsafe充電器に乗り換えました。
Qiでも支障はなかったのですが、ウィーン、、と開け閉めする待ち時間がなくなりスマートになりました。しかもマグネットなので画面の回転がラクラク。
その他、オフィスでの使用もできますし色々な活用アイデアがありそうですね。
手持ちバッテリー資産も活用可
すでにモバイルバッテリーがあるから新しく買うのはもったいない!という方にはMagSafe用の充電ケーブルがオススメです。
まずは使い勝手の確認にも良いでしょう。手持ちのモバイルバッテリーと端子が合うか要チェック。
またMagSafe化するときのリングですが、両面テープがちゃちいと高温時にすぐ剥がれてしまうようなので、対策品を使用するようにしましょう。
夏はもちろん、充電時にも熱が発生し温度が上がります。
それでは、よりよいバッテリーライフを!