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逆境の中で磨かれるもの


■例外はある


これからの人口減社会に向けて、個人レベルの生産性を高める努力は、経済縮小の大きな流れに対応できないように感じてしまうことがあります。

よくある弱気スタンスですね。

自治体もこの先整理統合されてしまう話を聞きました。
では、そこに住んでいる人々(私もそうです)は沈み行く船にいて救いがなのか。

そんなことはないはずです。

それはマクロな経済の流れの話しで、もっと個々の経済圏では逆行しているケースは多々あるでしょう。

私達はどのようにして経済的成長をしていけばいいでしょうか?

■道徳経済合一説とは


渋沢栄一は論語と算盤のなかで、経済活動における道徳の重要性を説いている。富は正しい道理でなければ永続しない、と。そのことを「道徳経済合一説」と呼んでいる。

明治の時代にできて、今それが当てはまらないということはあるだろうか。

いや、いつの時代も人の根本は変わらないはずなんです。

■デジタル世界の中で徳を現す


徳という概念は曖昧に思えるが、実社会の中で確かに生きていると感じます。

昔の社会、天然自然の中で生きていくなかで磨かれたものがあった。

また徳もその間にあった。時代が変わり今の社会はより情報的、デジタルデータ的、自動的、機械的な環境に囲まれていると思うわけですが、徳をその中で積んでいくことを求められているのです。

より現代に根ざした天地乃経済を明らかにして、持続的な経済成長を実現していきたい。

たとえばARMのチップセットの中に、暗号資産の中に、あるいはAIのなかにそれを見出すことがてきるでしょうか。、資産運用のなかに見いだせるでしょうか。それを求められているのではないかと思うわけです。

いにしえから伝わる日本人の心を、時代の中で現していきたいと思います。

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