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親先祖を大切にすることと資産成長の蜜月関係

私は、これまで親の仕事や生き方を否定的に捉えていたように思います。家庭環境がコンプレックスだったのかもしれません。早々と家を出て必死に経済的発展を求めていました。とにかくお金が欲しかった。豊かになりたかった。どちらかというと、親先祖を否定する方向で経済成長を求めていきました。

そんな中で頭を打ち、懐を打ち、全財産を失い、わかってきたことがありました。ある時家系図を作り先祖の事蹟を追い、それらを肯定することで、根本的な生きやすさに繋がるのではないか?ということです。

私は、両親の生き方、祖父祖母の生き方、先祖の生涯を映画のストーリーのように辿ってみました。もちろん手掛かりは断片的で観客は自分1人ですけどね。なぜ今の私がここにいるか?を辿っていくと、それぞれの先祖が下した一つ一つの選択の結果ということに行き着きます。なぜその選択を選んだのか、理解することに努め、とにかく肯定し、感謝をすることにしました。

朝晩にそのことを考える日々を送っているうちに、足元が固まっていき、自然と経済的な環境が整っていきました。諦観をもたらし、足るを知る気持ちになってきたように思います。自ずと締めが堅牢になっていき、その結果、何が起きたか?

生きやすさの自覚と資産成長の始まりです。

これはなにも偶然ではありません。親先祖を大切にすることと、持続的な経済成長は同じ領域にあって、両者が深く結びついていることを判らせてもらったのです。

それがたとえ「なるほど!じゃ、お金のために大切にしよう。そうすれば儲かるんやな。」という現金な心構えでも、私は構わないと思います。大切にする行為を積み重ねていくと、整っていない考えは自然に消えていくものです。

天地が喜ぶこと、それはそのまま経済成長になっていきます。
生きやすさは経済成長のみで得られるわけではありません。しかし生きやすさの背後には必ず経済成長、資産成長が伴うものなのです。

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